ジボダン社、2021年度第3四半期(1月-9月)の業績を発表 すべての市場とセグメントで、引き続き好調な伸びを達成
ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)の2021年度第3四半期(1月-9月)の売上高が、5,067百万スイスフラン(前年同期比5.8%増)、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで同7.7%増になったと発表しました。
事業部別では、テイスト&ウェルビーイング事業部の売上高は2,716百万スイスフラン(前年同期比4.8%増)、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同7.2%増となりました。
一方、フレグランス&ビューティ事業部の売上高は2,351百万スイスフラン(前年同期比6.9%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同8.4%増となりました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が世界的に続く中、ジボダン社はオペレーションとグローバルサプライチェーンを高水準に保つ一方で、堅調な業績を維持しました。ほぼすべての製品分野および地域で力強い成長を達成し、成熟市場では為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで前年同期比6.6%増、高成長市場では同9.2%増となりました。
ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。
「全ての事業分野で引き続き好業績を達成したことと、特にファインフレグランスやアクティブビューティー、外食産業での回復が続いていることに大変満足しています。『2025年に向けての5か年計画』への取り組みは順調に進捗しており、外部環境にはいまだ多くの不確定要素があるものの、お客様を支援し、食品や飲料、家庭用品、ヘルスケア製品、パーソナルケア製品等のグローバルサプライチェーンで重要な役割を果たすために、私たちは実行することに強く焦点を当ててきました。」
■2025年に向けての5か年計画:存在目的とともに、成長にコミット
「自然環境を敬い、人々のより幸せで健康的な暮らしを創造する。さあ、共に思い描きましょう」という当社の存在目的は、すべての事業活動の中心にあります。この存在目的のもと、私たちは、創造、自然環境、人材、コミュニティーの4つの分野で大胆かつ意欲的な目標を設定しました。これらの目標は、2030年までに、人々のより幸せで健康的な暮らしに貢献する創造活動を通してビジネスを倍増させること、2050年までに、地球の気象環境にプラスな企業(クライメートポジティブ)になること、2025年までに、インクルージョンの推進で世界を代表する企業の一つになること、そして2030年までに、すべての原材料とサービスを人と自然環境に優しい方法で調達することです。
ジボダン社について
ジボダン社は、テイスト&ウェルビーイング、フレグランス&ビューティにおける世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新してきました。お気に入りの飲料や毎日の食事、高級な香水や化粧品、洗濯物のお手入れまで、その創造は感性を刺激し、世界中の多くの消費者を魅了しています。ジボダン社は存在目的に基づいた長期的な成長の達成に向けて取り組むとともに、人々と自然の幸せや健康を高める牽引役となることを目指しています。2020年度において全世界で16,000人を超える従業員を擁し、売上高は63億スイスフラン、売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率は12.8%を達成しました。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。詳しくは https://jp.givaudan.com/ から、さあ、共に思い描きましょう。