日本オラクル、20ノードのLinuxクラスタシステムを使用した大規模な実機研修を開催

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は、日本ヒューレット・パッカード株式会社、インテル株式会社の後援及びレッドハット株式会社の協力を得て「インテル® Itanium® 2 プロセッサ」を搭載した「HP Integrity サーバ」20台と「HP StorageWorks EVA3000」による4ノードのクラスタ構成5セットを演習環境に備え、Linux 64ビット版のオラクルのクラスタ化技術「Oracle Real Application Clusters 10g」の実践的な研修プログラム「Oracle RAC 10g for Linux 64bit 構築・実践ワークショップ」を2005年1月および2月に開催することを発表します。

 日本オラクルは、2003年5月にUnbreakable Linux戦略を発表し、パートナー企業の協力のもとエンタープライズ領域におけるLinuxの活用を推進してきました。その結果、Linux版のオラクル・データベース製品の需要は急速に拡大し、特に「Oracle Real Application Clusters 」とLinuxの組み合わせによるミッションクリティカルなシステムの構築が促進されています。また、オフコンや汎用機からの移行やサーバー統合を低コストで実現するシステム基盤として、Linux版のオラクル・データベース製品へのニーズが高まりつつあります。今後もさらに信頼性と高速性が要求されるシステムでのLinuxの採用を支援するために、「Oracle RAC 10g for Linux 64bit 構築・実践ワークショップ」を開催します。また、本研修で用意される演習環境である、「インテル® Itanium® 2 プロセッサ」を搭載した「HP Integrity サーバ」とLinux64ビット版「Oracle Real Application Clusters 10g」の組み合わせは、TPC-CベンチマークテストにおいてLinuxベースの「HP Integrity サーバ」 クラスタで118万4,893.38トランザクション/分をいう世界最速の処理能力を実証しています。

 「Oracle RAC 10g for Linux 64bit 構築・実践ワークショップ」は、2日間の「導入・構築編」と2日間の「実践編」で構成されます。どちらのコースにおいても「インテル® Itanium® 2 プロセッサ」を搭載した「HP Integrity サーバ」と「HP StorageWorks」による4ノード・クラスタ構成を演習環境として利用し、まず「導入・構築編」において、「Oracle Real Application Clusters 10g 」のインストール及び設定から、ノード追加の操作方法等の「Oracle Real Application Clusters 10g 」の環境構築における基本技術を習得します。さらに「実践編」では、構築した「Oracle Real Application Clusters 10g」の環境において、データベースの監視・管理方法やチューニング、サービスの動的な再編成を行なう方法を、少人数の実機演習形式にて学ぶことができます。2005年1月から2月にかけてそれぞれ計6回開催し、エンドユーザー企業の情報システム部門やシステム・インテグレータ、パートナー企業にてシステム構築を担当される方まで幅広い技術者を対象に、通常同等の研修コース内容にかかる費用の半額にて提供します。

*「Oracle RAC」:Oracle Real Application Clusters の略称
◆「Oracle RAC 10g for Linux 64bit構築・実践ワークショップ」概要
主催:日本オラクル株式会社
後援:日本ヒューレット・パッカード株式会社、インテル株式会社
協力:レッドハット株式会社

開催日: 
  2005年1月11日〜1月14日, 2005年1月18日〜1月21日, 
  2005年1月25日〜1月28日, 2005年2月1日〜2月4日,
  2005年2月7日〜2月10日, 2005年2月15日〜2月18日

会場:
  日本オラクル株式会社 トレーニングキャンパス渋谷
  東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー5F  

参加料金:
  構築コース   2日間「導入・構築編」 6万3千円(税込)
  構築・実践コース 2日間「導入・構築編」+2日間「実践編」 12万6千円(税込み)

定員:構築コース 15名、構築・実践コース 15名

受講条件:
データベース管理の基礎知識があり、シングルインスタンスでのデータベースの構築、運用・管理が出来る方(オラクル・データベースの技術認定資格「ORACLE MASTER Silver 9i Database保持者、または同等の知識を有している方」

コース内容概略:
「Oracle Real Application Clusters 10g」 を、「インテル® Itanium® 2 プロセッサ」を搭載した4ノードの「HP Integrity サーバ rx2600-2」上で構築し、実際のシステム導入時に必要となるデータベースの監視方法、チューニングやサービスの動的再編成など実践的な技術を少人数のワークショップ形式で習得できます。

お申込み: 2004年11月10日(水)より受付開始
お問合せ:Oracle RAC 10g for Linux ワークショップ事務局  TEL : 0120-155 -092 
受付時間:平日10:00〜17:00(12:00〜13:00を除く)
詳細 : http://www.oracle.co.jp/RAC10g/

◆演習環境
サーバー:
HP Integrity サーバ rx2600-2 (2 CPU インテル® Itanium® 2 プロセッサ、1.50 GHz/6MB、メモリ8GB搭載) 4ノード×5セット 計20ノード

ストレージ :
HP StorageWorks EVA3000

OS:
Red Hat Enterprise Linux AS v3
データベース :Oracle Database 10g /Oracle    Real Application Clusters 10g

●「Oracle Real Application Clusters」について
世界で圧倒的なシェアを誇るオラクルのデータベース管理ソフトの「Oracle8i」から採用された「キャッシュフュージョン」アーキテクチャに基づく新 しいデータベース・クラスタリング機能です。従来のデータベース・クラスタリング機能では、ノード数の増加に従ってノードあたりの性能に劣化が生じていま したが、この新機能によりノード数の増加に対して正比例した性能を確保することができます。「Oracle Real Application Clusters」によるノードの追加は、単にシステム全体の性能向上をもたらすだけではなく、単一もしくは複数のノードの障害が発生しても、残りのノー ドで運用が継続できることで信頼性の向上をもたらします。

●「Unbreakable Linux」について
オラクル・コーポレーションが「壊れない、壊されない」を主題に2002年6月から開始した、エンタープライズLinux推進のキャンペーンです。オラクルはディストリビューション(OS)ベンダー各社と共に、Linux OSのパフォーマンス・信頼性・セキュリティ・管理の容易性を強化し、費用効率が高い企業のIT基盤に対する需要に応えています。

「Oracle RAC 10g for Linux 64bit構築・実践ワークショップ」への後援各社の取り組み
●インテル株式会社 取締役 エンタープライズ & ソリューションズ ネットワーク本部 本部長 町田 栄作
インテル株式会社は、「Oracle RAC 10g for Linux 64bit 構築・実践ワークショップ」実施の発表を歓迎します。
インテル® Itanium® 2 ベースのプラットフォームは、その幅広いOS、アプリケーション、システム・プロバイダの選択肢と、RISC アーキテクチャよりも優れたパフォーマンスとスケーラビリティを発揮し、極めて要求の厳しい IT インフラに最適な高可用性をもったプラットフォームです。
特にインテル® Itanium® 2 プロセッサに最適化されたOracle 10gと、インテル® Itanium® 2 プロセッサを
搭載したHPのIntegrityサーバの組み合わせにおいては、既に数々の導入実績とパフォーマンスの両面で
優れた成果を残しており、「Oracle RAC 10g for Linux 64bit 構築・実践ワークショップ」を通じて、より多くの
ユーザ企業やソリューション・プロバイダなどの技術者の方々がその優位性を習得する事を期待します。

●日本ヒューレット・パッカード株式会社 執行役員 マーケティング統括本部長 古谷 幹則
日本ヒューレット・パッカード株式会社は、「Oracle RAC 10g for Linux 64bit 構築・実践ワークショップ」の実施を歓迎します。日本オラクル様と日本HPは、長年のパートナーシップのもと、数々のOracle RACによる高可用性システムを構築し、市場をリードしてきました。今回のワークショップの実施により、UNIX、Windowsに加え、Linuxによるインテル®Itanium®2プロセッサ搭載のHP Integrityサーバを利用したOracle RACによる高可用性システムの普及が促進されることを期待しています。

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 
コーポレート・コミュニケーションズ 広報担当:石川
TEL:03-6238-8179 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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