未曽有の災害から10年＿被災地の思いと課題を考える「広島土砂災害それぞれの10年」【ドキュメント広島】

株式会社広島ホームテレビ（本社：広島市中区）は、2024年８月31日にドキュメント広島「広島土砂災害それぞれの10年」を放送します。

2014年８月20日未明、広島市北部を襲った集中豪雨は166カ所で土砂災害を引き起こし、77人の命を奪いました。

去年９月、被災地に、多くの命を奪った災害の恐ろしさを後世に伝える施設が誕生しました。「広島市豪雨災害伝承館」です。土石流により自宅を失った高岡正文さん（73）が初代館長を務めています。「災害を自分事として備え、命を守る行動を起こしてほしい」訪れる人に自分の体験を話します。

あの日、趣味の登山のため自宅を離れていた立川新三さん（87）は近所に住んでいた兄夫婦を亡くしました。

一緒に登山をするほど仲が良い兄夫婦でした。祈りの日々、慰霊登山、妻を亡くしたこと、毎日通った祭壇を片付けたこと・・・。大切に保管されたアルバムには、町の景色の移り変わりと立川さんの人生が詰まっています。

未曽有の災害から10年＿＿被災地の思いに迫ります。

「広島土砂災害それぞれの10年」
　▷放送日時：2024年８月31日㈯　あさ５時20分～　※広島エリアのみ
　▷制　　作：広島ホームテレビ
　　　　　　　ディレクター　　川村凌　山本昂輝　和田萌花
　　　　　　　プロデューサー　松藤好典

未曽有の災害から10年＿被災地の思いと課題を考える「広島土砂災害 それぞれの10年」【ドキュメント広島】