専用公衆無線通信ノードの出荷高は2020年までに1,400万台を突破する見込み
株式会社グローバル インフォメーションは、Pike Researchが発行した報告書「Private Wireless Utility Field Area Networks - RF Mesh, Wi-Fi, WiMAX, LTE, and Proprietary Wireless Networks for Integrated Distribution, Substation, and Smart Meter Applications」の販売を開始しました。
電力事業の現場でさまざまな装置の接続に使用されるシステムは、スマートメーター、集線装置、配電資源、制御・保護装置、および変電所装置を含め、フィールドエリアネットワーク(FAN)と呼ばれています。電力事業は、シンプルで、より統合された可視性、管理、および制御を可能にするため、それらの装置を同時に接続する共通のプラットフォームをますます多く作り出しています。Pike Researchの新しいレポートによると、これらのネットワーク-特に無線周波数(RF)メッシュ、Wi-Fi、WiMAX、またはLTE技術を用いた無線通信ノード形式のネットワーク導入は、今年と来年は縮小し、その後は数年間にわたって拡大する見込みです。同レポートは、世界におけるこれら通信ノードの年間出荷高は、2020年までに1430万に達すると結論付けています。
チーフリサーチディレクターのBob Gohn氏は「フィールドエリアネットワークの導入は、主として、設置・市販されているスマートグリッドを基盤とした製品とサービスの変化によって促進されています。」と述べています。また「ベンダーは、単にスマートメーターや無線といった、特定の装置のサプライヤーというよりも、プラットフォームベンダーおよびインテグレーターとして自身をリポジショニングするため、一丸となって努力しています。同時に、電力事業者は、配電網のより良い管理を可能にする相互に接続した通信ネットワークを創造する価値を認識しています。」と言及しています。
調査結果によると、2012年の専用公共FAN市場は、世界の出荷高の82%を占める北米がリードする見込みです。このシェアは2012年から2020年の予測期間を通して徐々に減少する見込みですが、北米は依然として2020年まで世界シェアの44%を占めると見られています。今後10年間で最も急速に成長するのはラテンアメリカとなる見込みで、出荷高は年複利成長率(CAGR)48%が見込まれています。
市場調査レポート: 専用無線ノードによる電力事業向けフィールドエリアネットワーク:配電設備・変電所・スマートメーターの統合化のためのRFメッシュ・Wi-Fi・WiMAX・LTE・専用無線ネットワーク
Private Wireless Utility Field Area Networks - RF Mesh, Wi-Fi, WiMAX, LTE, and Proprietary Wireless Networks for Integrated Distribution, Substation, and Smart Meter Applications
http://www.gii.co.jp/report/pike249854-private-wireless-utility-field-area-networks-rf.html
出版日: 2012年09月04日
発行: Pike Research
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