客室設置型タブレット『ee-TaB*（イータブ・プラス）』客室からのタクシー呼び出し可能に、旅全体をサポートするサービスへ拡大

本年11月10日（金）より相鉄フレッサイン上野御徒町にて導入開始

2017-11-09 11:00

　テックファームグループのひとつで、システム開発を手掛けるテックファーム株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：千原信悟、以下：テックファーム）と株式会社ミライト（本社：東京都江東区、代表取締役社長：鈴木正俊）が、業務提携し提供しているホテルや旅館の客室設置型タブレット『ee-TaB*（イータブ・プラス）』（以下：イータブ・プラス）は、本年11月10日（金）にオープンする『相鉄フレッサイン上野御徒町』の155室に導入されます。本導入では、客室からのタクシー呼び出しができる『スマホdeタッくん』アプリや、ホテル運営スタッフのための遺失物管理機能を追加し、さらに宿泊者の利便性と、運営スタッフの業務効率を向上したサービスとなりました。

タクシー呼び出し機能などを追加し、旅全体をサポートするイータブ・プラスに

　これまでイータブ・プラスは宿泊者向けに館内案内、天気、観光スポット案内や、VR動画、電子書籍など、客室内の利便性やエンターテイメント性向上を図るためのコンテンツを多く提供してきました。今後は、旅全体の利便性を高めるサービスへと発展させるべく、さらなる機能・サービス拡充を進めています。

　この度はその皮切りとして、外出時やチェックアウト後に利用されるタクシーの呼び出しができる『スマホdeタッくん』をイータブ・プラス専用に改修し、追加しました。客室内のイータブ・プラスを通してタクシーの呼び出しができ、ホテルフロントに電話をする手間を省けます。

そのほかにもイータブ・プラスの汎用性の高さを活かし、ホテルが開発した『洗濯機の利用状況』や『朝食会場の混雑状況』などホテルオリジナルの機能や、多くのコンテンツの搭載を実現し、宿泊や旅全体の利便性向上を図ります。

機能・サービス拡充によりホテル運営スタッフのさらなる業務効率化を支援

　
　従来からイータブ・プラスのオプション機能として提供している「清掃管理システム」に遺失物の管理機能を追加し、拡充しました。タブレット端末のカメラ機能を用い、画像とともにホテル利用者の遺失物を管理します。清掃管理のシステム内でテキストと画像を管理し、問い合わせにも即座に対応できます。

　また、ダイナテック株式会社が提供するホテル管理システム『PMS』との連携も開始。客室に設置されたイータブ・プラスから、宿泊客の在室ステータスや清掃指示の内容をリアルタイムに確認できます。スタッフ間の確認作業負荷の軽減によるコスト削減や宿泊者へのサービス応対の迅速化によるサービス向上が期待できます。

イータブ・プラスは、今後も機能拡充やホテル独自サービスへの対応により、宿泊者の客室内での利便性を高め、旅行やホテル運営全般を支援するサービスを目指してまいります。

■参考１：イータブ・プラスについて
　イータブ・プラスは、ホテルや旅館の客室にタブレットを設置し、多言語コンテンツを配信するサービスです。主なコンテンツは館内案内、天気、観光スポット案内や、動画、電子書籍・地域コンテンツです。

　イータブ・プラスでは、施設毎にカスタマイズが可能なため、立地環境やメインターゲットにあわせ、ホテル近辺で催されるコンサートやイベントと連動した内容を表示するなど、最適なメニューをそろえられます。ホテル運営をする上での新たな広告メディア・商品やブランドの訴求としても活用が可能です。Wi-Fiを利用することで、フロントでの一括管理が可能なため、ホテルスタッフの手を煩わすことなく運用ができます。今後はコンテンツごとの提供など、ホテル・旅館運営者の方の要望に合わせたカスタマイズパッケージとしても展開します。