ラボラトリーオートメーションが様々な業種におけるコスト削減、正確の向上、生産の拡大を支援

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社BCC Researchが発行した報告書「Laboratory Automation: Technologies and Global Markets (ラボラトリーオートメーション:技術および世界市場)」の販売を開始しました。

北米のラボラトリーオートメーション市場は、2012年の収益が10億米ドルとなり、また今後5年から10年間は拡大傾向が続くものと予測されています。かつては奇抜なアイデアと見られていたこの分野は、今や成長著しい流行となっています。

医薬・臨床検査薬業界、および学究部門が歴史的に見てラボラトリーオートメーション市場の推進役となってきました。しかし将来の成長は、新たな市場分野への同技術の拡大からもたらされるということで専門家の意見は一致しています。

ラボラトリーオートメーション市場は、全体として今後5年間に10億米ドルに上る規模拡大が見込まれています。アジア市場だけを見ても、2017年までの支出額は2010年時点の額の2倍となるだろと予測されています。

製薬およびバイオテクノロジー産業では、検査薬や治療薬に対する需要が高まり、生産量の拡大が迫られることから、今後数年間にわたって全面的なラボラトリーオートメーション化へ向かう動向が継続するものと見られます。

臨床検査薬業界もラボラトリーオートメーションの早期導入を行ってきた業界です。この業界は主として医療施設を支援する形で診断検査を行っています。

学究界は歴史的に、ラボラトリーオートメーション分野の技術革新の担い手でした。この世界では研究活動を支えるためにこの技術が必要であり、しばしばそれがさらなる自動化を推し進める原動力となっています。

一方で、科学捜査分野ではラボラトリーオートメーションの活用が進む見込みです。法医学的DNA検査の要望がますます高まり、膨大なDNAサンプル数に対応できるよう同技術への需要が拡大しています。

農業も、業界の中核企業各社が自社の農業産品の安全性確保と品質の向上とを目指していることから、ラボラトリーオートメーションの拡大が予測されています。

ラボラトリーオートメーションの成長に対してただ一つ、阻害要因となる可能性があるのは、適切なラボラトリー情報管理システムの欠如です。

ラボラトリーオートメーションの使用が大幅に増加することになれば、それを支えるためには安定で信頼性の高い情報システムが必要になります。

市場調査レポート: ラボラトリーオートメーション:技術および世界市場
Laboratory Automation: Technologies and Global Markets
http://www.gii.co.jp/report/bc273172-laboratory-automation-technologies-global-markets.html
出版日:2013年05月29日
発行:BCC Research

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