英国・ダンディズムの専門家、中野 香織氏の最新刊 『ロイヤルスタイル 英国王室ファッション史』が6月26日発売! ~装いがもたらす社会的な影響力とは?~
エリザベス2世・ダイアナ妃・ロイヤルジェントルマン…。 威光と親しみやすさを兼ね備えるスタイルアイコンたちの気高い物語
安政4年(1857)創業、歴史書専門の出版社、吉川弘文館(所在地:東京都文京区本郷、代表取締役社長:吉川 道郎)では、英国・ダンディズムの専門家として活躍中のエッセイストで服飾史家の中野 香織氏が、英国王室をファッション史から読み解いた新刊『ロイヤルスタイル 英国王室ファッション史』を6月26日に発売します。
新刊『ロイヤルスタイル 英国王室ファッション史』
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b454181.html
イギリス王家の人々の個性ある生き方とファッションは、世界中の関心を惹きつけてやみません。装いや言動、恋愛や結婚は何を示し、人々はどのように受けとめたのでしょうか。威光と親しみやすさ、神秘性と共感、伝統と先進性を、王室はいかに共存させてきたのでしょうか。ファッションを通して近現代のイギリスの歴史と文化、そして気高い(ロイヤルな)生き方について考える注目の一冊です。
「装いがもたらす社会的な影響力に気づかせてくれたのは、イギリス文化である。重厚な歴史の厚みとパンクな破壊力が同居し、皮肉とユーモアのスパイスが効いた、寛容で豊饒なイギリス文化に対する敬愛が、本書の礎になっている」(本文より)
――英国に対するふかい理解のうえに、愛情たっぷりに執筆しています!
主な目次
ロイヤルスタイルとは何か―プロローグ
第I部 エリザベス2世をめぐる物語
エリザベス2世とフィリップ殿下
女王陛下の妹プリンセス・マーガレット
女王陛下の伯父エドワード8世とウォリス・シンプソン
女王陛下の母エリザベス・バウズ=ライアン
第II部 ヴィクトリア女王とアルバート公、その長男をめぐる物語
ヴィクトリア女王とアルバート公
エドワード7世とアレクサンドラ王妃
第III部 ダイアナ妃とその息子たちをめぐる物語
ダイアナ妃
結婚/ふたりの王子/人間愛/ファッション/ダイアナ妃がもたらした革命
ケンブリッジ公爵夫妻
サセックス公爵夫妻の誕生、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式
第IV部 ロイヤルジェントルマン
チャールズ皇太子―プリンス・オブ・サステナビリティ
プリンス・マイケル・オブ・ケント
チャールズ2世―イギリスをメンズウエア界の宗主国にした王
ジェントルマン制度と王室―資産・伝統を温存する究極のシステム
番外編 アメリカの「ロイヤルスタイル」
ファーストレディの責務とファッション
コラム
女王陛下のブローチを解読せよ
究極の「ブランドロゴ」、ロイヤルワラント
「みんなのプリンセス」のドレス―デザイナー、ポール・コステロ
スローン主義―英国ファッションにおける「貴族主義」とは
ロイヤル・ファブ・フォー―Togetherness at its Finest
参考文献/参考映画、テレビドラマ/初出一覧/写真一覧
著者紹介
1994年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。英国ケンブリッジ大学客員研究員・東京大学教養学部非常勤講師・明治大学国際日本学部特任教授を経て、現在、服飾史家、株式会社Kaori Nakano代表取締役。
読売・日本経済・北日本などの新聞、GQ JAPAN・MEN'S Precious・婦人画報などの雑誌、ウェブほか多くの媒体に、男女ファッション史から現代モード、英国文化などに関する連載記事を多数執筆中。
公式ホームページ http://www.kaori-nakano.com/
〈主な著書〉『愛されるモード』(中央公論新社、2009年)、『ダンディズムの系譜 男が憧れた男たち』(新潮選書、2009年)、『モードとエロスと資本』(集英社新書、2010年)、『紳士の名品50』(小学館、2016年)ほか
『ロイヤルスタイル 英国王室ファッション史』の概要
著者:中野 香織
体裁:四六判・上製・カバー装・236頁
価格:本体2,200円(税別)
ISBN:978-4-642-08355-3
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b454181.html
会社概要
株式会社吉川弘文館
所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目2番8号
代表 : 代表取締役社長 吉川 道郎
創業 : 安政4年(1857)
昭和24年(1949)、株式会社として新発足
事業内容: 歴史学を中心とする、人文図書の出版
URL : http://www.yoshikawa-k.co.jp/