日本オラクル、クラウド・ファイル共有サービス「Oracle Documents Cloud Service」の機能拡張を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は本日、業界で最も包括的なPlatform as a Service(PaaS)である「Oracle Cloud Platform」の製品群で、クラウド・ファイル共有サービス「Oracle Documents Cloud Service(オラクル・ドキュメント・クラウド・サービス)」の利便性を向上する機能拡張を発表します。「Oracle Documents Cloud Service」は2015年4月に国内提供開始し、直感的で、「Oracle Database」による高いセキュリティを備え、“モバイル・ファースト”で設計された新世代のファイル共有サービスです。
「Oracle Documents Cloud Service」はREST API*を提供し、追加の課金なしに「Oracle Marketing Cloud」や「Oracle Service Cloud」などをはじめとするOracle SaaS (Software as a Service)やOracle PaaS、他社製アプリケーションなどとの連係や組み込みが可能です。また、オンプレミスのコンテンツ管理基盤「Oracle WebCenter Content」とのハイブリッド構成も予定しています。今回新たに追加された機能は以下のとおりです:
- Webシステムを外部から利用するためのプログラムの呼び出し規約
• 「Office 365」との連携:「Office 365」から、「Oracle Documents Cloud Service」上のファイルを「開く」、「保存」するが可能になりました。
• REST APIの強化:REST APIサンプルおよびWADL(Web Application Definition Language)*定義ファイルを提供し、より効率的な開発環境を提供しました。
- HTTP ベースのアプリケーション用の記述言語
• グリッド表示:リスト表示に加え、デジタル・アセット管理として活用できるサムネイル表示に対応しました。
• ファイル説明文の追加:「Oracle Documents Cloud Service」内のファイルに対して、内容をテキストで記述できる「説明」ボックスを追加しました。
• 管理者メニューへのクイック・アクセス:管理者画面からユーザー管理およびサービス制限・使用状況に簡単にアクセスできるようになりました。
日本オラクルは、企業顧客への「Oracle Documents Cloud Service」導入に際し、クラウド環境における運用、セキュリティ確保、Oracle SaaS連携などの以下のコンサルティング・サービスを提供します:
• アクセス管理やバージョン管理などを含む運用ポリシーとオペレーションを設計します。
• パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、オンプレミスの複数環境を統合させた、高セキュリティで多様なニーズにあわせたソリューションをパッケージ化して設計・導入支援します。
• 「Oracle Marketing Cloud」、「Oracle Service Cloud」とパッケージ化して設計・導入支援します。
「Oracle Documents Cloud Service」は、1ユーザー当たり月額利用料金1,630円(税抜。最小25ユーザーから)で、1アカウント当たり初期容量を500GBから提供し、アップロードするファイル単体の容量に制限はありません。
オラクルの「Oracle Cloud」は、SaaS、PaaS、IaaS(Infrastructure as a Service)、DaaS(Data as a Service)のすべてを包括的に提供できる唯一のパブリック・クラウド・サービスです。現在、7,000万以上のユーザーが利用し、毎日310億のトランザクションが発生しています。世界中に点在する19のデータセンターにおいて、4万のコンピュータ・デバイスおよび600ペタバイトのストレージが稼働しています。
「Oracle Documents Cloud Service」の画像
・ユーザー・インターフェース
http://www.oracle.com/jp/products/applications/documents-ui-2551884-ja.jpg
・「Office 365」との連携
http://www.oracle.com/jp/products/applications/documents-office365-2551881-ja.jpg
・グリッド表示
http://www.oracle.com/jp/products/applications/documents-grid-2551875-ja.jpg
参考リンク
「Oracle Documents Cloud Service」概要(PDF)
http://www.oracle.co.jp/campaign/cloudworld/download/pdf/S1-402.pdf
「Oracle PaaS」概要
www.oracle.com/jp/cloud/paas/index.html
日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目指し、クラウド環境とお客様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計され、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp
日本オラクル公式ソーシャルメディアチャネル
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オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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