“海の京都”に五感を整えるHOTEL 艸花 -SOKA-　 2022年4月22日オープン

2022-03-10 09:30

佳松苑など京丹後でホテル運営を行う株式会社アウルコーポレーションが、「水辺のホテル小さな白い花」をリノベーションし、新たに「HOTEL 艸花 -SOKA-」として2022年4月22日にオープンいたします。セミセルフスタイルの料理提供や、作家作品の導入などグループ初の試みにもトライいたします。
7月には、半露天風呂やプールも備えた一棟貸し切り型の湖邸SOKAも開業予定です。

デザインもスタイルも新しいホテルへ

かつて「水辺のホテル小さな白い花」として親しまれてきたホテルの1・2階をリノベーション。
静かで眺めの美しい湖畔のロケーションを活かし、ランドスケープデザイナーによりハーブなども楽しめる庭を整え、より屋外をゲストに楽しんでもらえるよう趣向を凝らしました。
また、ゲストに自邸のようにくつろいでいただくため、あえてフルサービスは行わず料理はセミセルフスタイル。「シェアする楽しみ」を味わっていただけるよう、イタリア料理をベースに丹後の山海の幸を鍋や薪窯ピッツアなどで提供いたします。

お手本にしたのは北欧のヒュッゲ

夏の海と冬の味覚・カニで知られる京丹後ですが、魅力はそれだけではありません。
冬は美しい雪景色が楽しめ自然が豊かで、海が近く温泉もある。そんな土地柄はどこか北欧の雰囲気にも似ています。ヒュッゲ(Hygge)とは、デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことを意味しますが、そうした「リラックスした時間を過ごすことで幸福感を味わう」というライフスタイルは、一年を通じてのんびりと穏やかな時間を過ごせる京丹後にはぴったりだと感じます。私たちはヒュッゲをお手本にしたようなくつろげる時間を、ゲストの皆さまに提供したいと願っています。

クリエイターたちと作る心地良い空間

館内はあえてリゾート感を強調せず、シンプルなしつらえながら作家たちの作品を展示し心地良い空間つくりを目指しました。
メインとなるレセプションカウンターには田代裕基氏の木彫の小鳥が羽ばたき、Renのデスクライトが彩ります。「コミュニティラウンジ一葉(ichiyo)」にはハタノワタル氏のデスク＆スツールをしつらえるなど、ゲストには作家の手仕事のぬくもりを感じながらお過ごしいただけます。
「Meisme」のデザイナー・根本晶氏に依頼し、ゲストのくつろぎの雰囲気を邪魔しないようユニフォームもあえてホテルライクではないオリジナルデザインで制作しました。

五感が整うホテルステイ

緩やかな時間を過ごす切り替えになるよう、まずレセプションカウンターではオリジナルのアロマミストの香りでお迎えします。そして丹後の山海の幸を味わい、庭の緑や温泉の湯に触れ、湖畔の景色や豊かな自然を眺める時間は、ゲストの皆さまの五感を刺激するとともに、整えてくれるはずです。少しスマホやPCの画面から離れ、自然な色や香り、光を感じながら健やかな感覚を取り戻していただきたいと思います。

水と自然に親しむ静かなホテル

水辺の景色をより身近に感じられるようテラスも増設。庭にはファイヤーラウンジも新設し、心地良い時間をお過ごしいただけるだけでなく、温泉棟では肌に優しい湯に浸かり疲れを癒やすこともできます。足を延ばせば海へも近く、夕日百選にも選ばれた美しい景色も必見です。

京丹後を楽しむ皆さまの交流の場に

「コミュニティラウンジ一葉(ichiyo)」では、近隣の風景や海の京都の名所などを、ポストカードに仕立ててご紹介します。京都市内のような観光名所が多数ある地域ではありませんが、ここならではの景色やスポットのカードをガイド代わりに、ぜひ訪ねていただきたいと願っています。好みのカードを親しい人たちへ出したり、旅の記念に持ち帰ることも可能です。なかなか、ハガキを書くという時間を持つことがなくなりつつありますが、旅先からの一枚をしたためてください。葉書は一枚と数えますが、思い入れのあるものは「一葉」と数えます。ゲストの皆さまの一葉になれることを願っています。