電磁超音波厚さ計「UT-3M-EMA」を6月10日より販売開始 接触媒質の塗布が不要、金属の厚さをより簡便に測定可能
超音波検査機器の販売を行うダコタ・ジャパン株式会社(本社:さいたま市、代表取締役:深澤 義知)は、新製品の電磁超音波厚さ計『UT-3M-EMA』の販売を6月10日に開始します。
◆電磁超音波厚さ計『UT-3M-EMA』の概要
UT-3M-EMAは、電磁超音波トランスデューサー(EMAT)を使用する、高性能な電磁超音波厚さ計です。従来の超音波厚さ計のように、カプラント(接触媒質)を塗布する必要が無く、簡便に金属の厚さを測定することが出来ます。
プロフェッショナルな用途に対応する複数のマニュアル測定モードに加え、初心者向けの簡易測定モード「AUTO」も搭載し、どなたでもすぐにご使用になれます。1.2~200mmの広い測定範囲、A/Bスコープ、AGC(オートゲイン調整)、シングル・エコー、エコー・エコー、マルチ・エコー等の機能を搭載し、様々な測定用途に対応します。さらに、大きく見やすい3.5インチの高精度ディスプレイを採用、長時間の検査でもストレスなく使用できます。
データ管理ソフトウェアが標準で付属、保存したデータはPCで確認することができます。
◆用途
・鉄・鋳鉄・アルミニウム・ステンレスなどの金属の厚さ測定
・酸化被膜(錆、スケール)が生じた鉄板や配管の厚さ測定(被膜を落とさずに測定が可能)
・塗装された金属の厚さ測定(塗膜を落とさずに測定が可能)
◆特徴
・1.2mm~200mm(鉄)の測定範囲
・カプラント(接触媒質、液体)の塗布が不要
・塗装材の素地(母材)の厚さを簡単に測定
・酸化被膜(錆、スケール)を落とさずにそのまま測定が可能
・様々な測定モードを搭載
・4GBの内部メモリ&データ管理ソフトウェアが標準で付属
◆主な仕様
測定方式 : 電磁超音波(ElectroMagnetic Acoustic:EMA)
超音波種類 : 横波超音波
測定範囲(鉄) : 1.2~200mm *標準プローブの測定範囲
画面表示 : 数値、Aスコープ、Bスコープ
測定モード : 簡易測定モード:AUTO、自動補正モード(マルチ・エコー):ACF
シングル・エコー : ECHO、シングル・エコー:FRONT
デュアル・エコー : ECHO-ECHO、デュアル・エコー:PEAK-PEAK
分解能 : 0.01mm *100mm以上は0.1mm分解能
精度 : ±(測定値 × 1% + 0.05mm)
音速設定範囲 : 1,000~9,999m/s(横波超音波)
感度 : 30~100dB(0.1ステップ)/ AGC
内部メモリ : 4GB
電源 : リチウムイオンバッテリー(約8時間動作)
環境 : -20~50℃
ディスプレイサイズ: 3.5インチ
本体サイズ : 165 × 90 × 55mm
本体重量 : 約480g
保証期間 : 1年(保証対象は本体のみ)
付属品 : 本体、EMATプローブ、プローブケーブル、校正用試験片
: チャージャー、取扱説明書、ケース
◆お見積・お問い合わせ
https://www.dakotajapan.com/reference.html
◆会社概要
会社名 : ダコタ・ジャパン株式会社
所在地 : <本社>
〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目10番5号
<本製品を管轄している部門>
〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町4丁目150番1号
代表取締役: 深澤 義知
事業内容 : 非破壊検査機器の販売および校正
サイトURL : https://www.dakotajapan.com