2011年、マルチモード光ファイバーコネクターが、世界における消費量の6割を占める見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、エレクトロニキャストが発行した報告書「Fiber Optic Connector & Mechanical Splice Global Market Forecast (2010-2015) (光ファイバーコネクターと機械式継手の世界市場予測(2010~2015年))」の販売を開始しました。
ネットワークの帯域幅に対する需要が銅線ケーブルの限界を超えて拡大するなか、世界における光ファイバーコネクターとメカニカルスプライスの消費量が増加しています。
技術が進歩し、距離的にエンドユーザーのすぐ近くまで光ファイバーが敷設されるようになったことで、従来よりも短いケーブルが多用されるようになり、設置費用のなかでコネクターの占める割合が増えています。
こうしたなか、従来よりも小型、低価格で取り付けの容易なコネクターが登場しています。高密度光ファイバー相互接続向けに、2芯以上のマルチファイバーコネクターの普及も拡大する見込みです。
「情報通信アプリケーション部門が、シングルモードコネクターの世界における消費量の大半を占めています。データ転送レートが向上したこととリンクの長さが伸びたことで、シングルモードコネクターの使用が急速に増加しているのです。世界におけるマルチモードコネクターの消費規模は、2010年から2015年の間に約2倍に拡大する見通しです。マルチモードファイバーは、LANやデータセンター、およびストレージエリアネットワーク(SAN)での短距離使用に最も適しています。」と、エレクトロニキャストの社長であるStephen Montgomeryは話します。
マルチモード光ファイバーによる光ファイバーコネクターが、2011年における世界の消費量の60%を占め、次にシングルモードコネルター(34%)、最後に機械式継手(6%)となっています。
市場調査レポート: 光ファイバーコネクターと機械式継手の世界市場予測(2010~2015年)
Fiber Optic Connector & Mechanical Splice Global Market Forecast (2010-2015)
http://www.gii.co.jp/report/el218349-fiber-optic-connector-mechanical-splice-global.html
出版日 2011年10月
発行: ElectroniCast
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