世界の自己免疫疾患治療市場は、2016年に550億米ドル規模に達する見通し
株式会社グローバル インフォメーションは、BCCリサーチが発行した報告書「Drugs and Treatments for Autoimmune Diseases: Global Markets (自己免疫疾患治療薬と治療法：世界市場)」の販売を開始しました。
世界における自己免疫疾患治療市場の規模は、2011年にはおよそ390億米ドル規模ですが、その後、複合年間成長率（CAGR）7.2%で拡大し、2016年には、550億米ドルに達すると、当報告書では予測しています。
世界の自己免疫疾患治療市場は、3つの部門、薬剤治療、補助療法による治療、そして自己免疫疾患治療のための診断テストに分けることができます。
薬剤治療部門は、2011年には358億米ドルの市場規模ですが、その後CAGR 7.2%で拡大し、2016年には、506億米ドルに達する見込みです。
補助療法による治療部門は、2011年は20億米ドル規模ですが、その後CAGR 7%で拡大し、2016年には、29億米ドルに達する見通しです。
自己免疫疾患治療のための診断テスト部門は、2011年には11億米ドル規模ですが、その後CAGR 7.1%で拡大し、2016年には16億米ドルに達する見込みです。
自己免疫疾患は、体内に存在する正常な物質や組織に対する過剰な免疫反応により発生します。
自己免疫反応は、体内に侵入しようとする異物によって誘発されます。ウイルスや薬物、直射日光あるいは放射線による正常な体内物質の変化、抗体生産を制御する細胞の誤作動、また遺伝的素因が誘因としてあげられます。
主要な自己免疫疾患には、関節リューマチ、1型糖尿病、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、炎症性腸症候群があり、胃瘍性大腸炎とクローン病および乾癬も含みます。
市場調査レポート: 自己免疫疾患治療薬と治療法：世界市場
Drugs and Treatments for Autoimmune Diseases: Global Markets
http://www.gii.co.jp/report/bc219301-drugs-treatments-autoimmune-diseases-global.html
出版日 2011年10月
発行: BCC Research
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