オラクル、業界に先駆け、通信業界向けエンタープライズ・ビジネス・アプリケーションのプロセス統合パックを発表

2007年11月12日「Oracle OpenWorld」サンフランシスコ発 ―― オラクルは本日、通信業界向けにプロセス統合パックの発売を発表しました。通信業向けプロセス統合パックは、CRM製品の「Oracle Siebel Customer Relationship Management」、課金・収益管理のアプリケーション「Oracle Communications Billing and Revenue Management」、「Oracle Financials」の3製品により構成されシステム統合を容易にします。

同パックでは、3種類のソリューションを提供します。
「Order-to-Bill Integration Pack for Communications」、「Agent-Assisted Billing Care Integration Pack for Communications」、「Revenue Accounting Integration Pack for Communications」は、受注・課金プロセスの円滑化、コールセンターの生産性改善、財務資料の正確性向上、コンプライアンスの遵守を支援するよう設計されています。

「Process Integration Packs」は、アプリケーション統合基盤「Oracle Application Integration Architecture for Communications」をベースにし、業界では初めてシステム間の業務プロセス連携を実装します。

「Oracle Fusion Middleware」をベースにした「Oracle Application Integration Architecture for Communications」は、あらかじめ設定された製品群で、新サービスの市場投入を劇的に早めることができるほか、単一の「Siebel CRM」ユーザービューを通じて受注・課金に関する問い合わせにもリアルタイムで応答することができるため、顧客サービスの改善が可能となります。

「Oracle Application Integration Architecture Process Integration Packs」に含まれる他の機能は以下の通りです。
・「Oracle Siebel CRM On Demand Integration Pack for Oracle E-Business Suite」:見積プロセスを支援します
・「Oracle Siebel CRM Integration Pack for Oracle E-Business Suite Order Management」:受注から支払プロセスまでのライフサイクルを支援します
・「Oracle Siebel CRM Integration Pack for i-flex FLEXCUBE Account Originations」:フロントオフィスからバックオフィスまで統合された銀行取引ソリューションを提供します
・「Oracle Siebel CRM Integration Pack for Oracle Trade Promotion Management」:決済プロセス全体にわたり取引推進を行います

オラクルのシニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー、バスカー・ゴーチ(Bhaskar Gorti)は以下のように述べています。「今日発表するプロセス統合パック3種は、通信業界向け『Oracle Application Integration Architecture』製品としては初のもので、変化を続ける市場ダイナミクスにも迅速に対応することができるでしょう。エンドトゥエンドの『Oracle Communications』アプリケーション・スイートを強力な『Oracle Fusion Middleware』と統合することで、サービスプロバイダはリスクを最小化することができるほか、システム統合やアプリケーション維持にかかるコストを削減することができます。その一方で、新種の次世代サービスの市場投入を早めることもできます。このプリビルト統合ソリューションにより、標準ベースの柔軟なフレームワークが提供され、サービスプロバイダは各自のビジネスの必要性に応じた拡張が簡単に行えます。」

参考資料
http://www.oracle.com/industries/communications/index.html
http://www.oracle.com/applications/oracle-application-integration-architecture.html

● Oracle Communicationsについて
オラクルのアプリケーションは、世界の通信事業者トップ20位の全社で採用され、通信業界向けソフトウェアでは第1位です。「Oracle Communications」は、通信業界向けに特化したBSSとOSSソリューションを、オラクルの通信業界向けエンタープライズアプリケーション、ビジネスインテリジェンスツール、キャリアクラス向けミドルウェアやデータベースと統合します。また、「Oracle Communications」は、通信事業者が今後提供する次世代統合サービスへの迅速な対応や顧客満足とロイヤリティの向上、並びに中核事業と通信ネットワークの運用費削減を支援します。「Oracle Communications」のより詳しい内容は、次のウェブサイトにてご参照ください。
http://www.oracle.com/industries/communications

● オラクルについて
オラクルは世界最大の企業向けソフトウェア会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 石川
Tel: 03-6238-8179 / Fax: 03-5213-6990 / E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

*Oracle OpenWorldサンフランシスコ特別班
開催期間(11月12日〜15日)中の広報担当者の連絡先は以下の通りです。
玉川  090-2621-9676(日本経由)
石川  +1-323-599-0357

*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

US Press Release Summary
(本資料は2007年11月12日に米国でオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

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