「ビル再生100の物語」内見客の意外なチェックポイント

ビル再生100の物語 第36話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

内見時にテナントさんは意外なところをチェックしていたりします

なかなか決まらなかった部屋に問い合わせが入って、ようやく内見までこぎつけた!
貸す方にしてみればいやでも期待は高まりますよね。

でもテナントさんは、いくつものビルを見比べてます。
見比べるポイントはいろいろありますが、実は意外なところを気にしてみている、というお話です。

わざわざ足を運んで見に来るまでに、テナントさんは立地や賃料、建物のスペックは一通りチェック済です。
むしろそれらをクリアしたうえで、場所の雰囲気とか行ってみなければわからない部分を確かめに来ているわけです。

例えば、「ココに大事な客を呼べるかどうか?」

「ココに大事な客を呼べるかどうか?」

まずは、エントランスやお部屋の入口を見ながら、こういうことを考えます。それだけにエントランスの印象はやはり大事なわけですね。

入居したら大事なお客さんがいらっしゃったりとか、契約ごととかいろいろあるわけです。「大事なお客さん呼んで印象どうかな?」これはやはり気になるところです。

ほかには、「自分はどこに座るか?」

これは社長さんがよく気にします。座ってて気分がいい、景色がいい、社員の様子が見渡せる、密談の会議室はこの辺とか。営業セクションの場所はここで、経理はこっちかな、とか、まあ妄想なんですが、気持ちはわかりますよね。

意外によくいるのが、方位を気にする社長。次に移転する場所は北西がいい、とか、実際にコンパスを持ってきて方角を見ている人、たまに見かけませんか?これはもうビルとしてはどうすることもできない点ですが、そういうことも気になったりしているものです。

「お昼はどうする?」

ランチは特に女性が気にします。近くにおいしいお店があるか、とか、お弁当屋さんの場所とか、コンビニの位置。「この辺はどこでお昼食べるんですか?」という質問をもらうことがよくありますが、やはり毎日のことですので気になるポイントです。
オススメのランチのお店をチェックしておくと、テナントさんと内見で盛り上がることも可能ですよね。

「お隣さんはどんな人?」

お隣さんというのは、隣の部屋とか、他の階にどんな業種のテナントが入っているか?ということです。内見の帰りがけにビルのテナント案内板を撮影しているお客さんっていませんか?これも、実際入居する身になると、同じ屋根の下になるわけですから気にする人が多いです。あらかじめ資料に書いておいたりすると喜ばれます。

それから「トイレは清潔?」

トイレは特に女性が気にします。
内見に女性社員連れで来られる方って多くないですか?

女性社員の反対を押し切ってビルを決めちゃえる強い社長は最近あんまりいらっしゃらないように思います。

くつろげる場所かどうか、女性なら化粧ポーチ置ける台があるか、鏡が大きいか、そもそもお化粧したくなるような場所か、お小水の音がモレるような場所になってないか、男性と共用なんて絶対イヤっ! という理由だけで却下になったビルはいくらでもあります。