ビズライト・テクノロジー、小売店舗での三密回避による 来店客と従業員の生命を守るために AIで入店者数を制御する案内ディスプレイの提供開始
株式会社ビズライト・テクノロジー(本社:東京、社長:田中 博見、証券コード:4383、以下 ビズライト・テクノロジー)は、スーパーマーケットなどを運営する宍倉株式会社(本社:千葉、社長:宍倉 弘哲、以下 宍倉)の協力のもと、小売店舗での3密(密閉・密集・密接)を防ぐため、AIで混雑状況を掲出し、入店者数を制御するデジタルサイネージシステムの提供を本日から開始します。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ステイホームが浸透する一方で、生活インフラであるスーパーなどの小売店では買い物客が増えています。これらの店舗では、混雑時には従業員が店内に人が入りすぎないように案内するなど、3密回避の取り組みを行っています。しかし、こうした案内は従業員に高いリスクを強いる可能性があります。
そこでビズライト・テクノロジーは、買い物客と従業員の生命を守るために、AIセンシングによって店内の混雑状況を入り口のディスプレイにリアルタイム表示し、入店者数を制御する仕組みを構築しました。これにより店内の3密回避を行い感染リスクの低減を図ります。また混雑状況は来店前にWEBでも確認することができます。
導入の第一弾は、宍倉が運営しているスーパーマーケット「フードランド レオ 誉田店(千葉市緑区)」で開始します。
導入は次の2段階で進めていきます。
■第1フェーズ:2020年5月7日(木)から
店舗入口に設置したディスプレイで店内の混雑状況を表示し、混雑時には入店規制の表示を行います。表示の切り替えは店舗スタッフがボタン操作のみで行います。
■第2フェーズ:2020年5月14日(木)からを予定
AIセンシングによって店内の滞留者数を計測し、計測結果に応じて表示の切り替えを自動化し、従業員の作業と精神的負担を軽減します。また同じ情報は来店前にあらかじめWEBサイト(スマートフォンにも対応)で確認することができます。
さらに今後、今回のシステムを発展させて、来店者属性と販売データを紐付けた売上向上と、品出しなどの業務の効率化を目指し、お客様の利便性と、従業員の安心安全の向上を目指します。これらはすべて、関連する法規やガイドライン(注)を厳密に遵守し、プライバシーには十分配慮して行なって行きます。
(注)一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムが策定した「センシングサイネージガイドライン」およびIoT推進コンソーシアム、総務省、経済産業省による「カメラ画像利活用ガイドブックVer.2.0」に準拠した運用を行います。
導入店舗
フードランド レオ 誉田店
所在地 :千葉県千葉市緑区誉田町2-24-66
営業時間:9時~21時
株式会社ビズライト・テクノロジーについて
ハードウェアが分かるソフトウェア開発集団として、Raspberry Piをコアとしたエッジボックス「BH」の提供とともに、エッジAIとIoT分野への取り組みを強化しており、2020年7月よりカメラ一体型デバイスの発売も予定しています。2020年4月からは、埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線、東急目黒線直通)の車内において、AIテクノロジーを利用したダイナミックデジタルサイネージのメディア開発と運用をしています。2018年5月2日に東京証券取引所 TOKYO PRO Market(コード番号4383)に上場しました。
所在地: 〒101-0021
東京都千代田区外神田2-17-2 共和ホームズ延寿御茶ノ水2階
URL : https://bizright.co.jp/