日本オラクル、Eビジネス・ソリューション標準導入ツールを販売開始
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は、企業のEビジネス環境を実現するソリューション「Oracle E-Business Suite」の導入手法をパッケージ化したソフトウェア製品「Oracle AIM Advantage 3.0 日本語版」(AIM:Application Implementation Method)を、2月1日より販売開始いたします。
本製品はオラクルの提供するEビジネス・ソリューション「E-Business Suite」の体系的な導入を可能とする大幅な機能強化に加え、日本語対応により使いやすさを飛躍的に向上させています。最新版の「Oracle E-Business Suite 11i」、及び「Oracle E-Business Suite Release 11」に対応しており、短期間かつ低コストによるシステム導入を実現することができます。
「Oracle AIM Advantage 3.0 日本語版」ライセンス価格は33万円(1指名ユーザあたり)で、即日出荷いたします。
「Oracle AIM Advantage」はE-Business Suite 製品の円滑な導入のため、オラクルのコンサルティング・サービス部門で開発された手法をパッケージ・ソフトウェア化した製品です。すでに全世界で数千にも及ぶ E-Business Suite 製品の導入に採用されるなど高い利用実績を誇っており、導入にともなう様々な手法の標準化と導入プロジェクトの運営に大きく貢献しています。本日発表の最新版「Oracle AIM Advantage 3.0」は、オラクルの1万数千人にもおよぶコンサルタントが積み重ねた E-Business Suite 製品の導入経験を、ソフトウェア・ツールとして集大成したものです。
日本オラクルでは、「E-Business Suite 11i」に対応した「Oracle AIM Advantage 3.0」を、提携パートナーによるシステム構築の標準手法として採用を推進していきます。また、エンド・ユーザには短期導入及びコスト低減を実現する標準的な手法として理解と適用を奨め、E-Business Suite 製品とあわせて普及を促進します。
■ 本件に関する報道関係お問合せ先:
日本オラクル株式会社 社長室広報グループ 真部
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
「Oracle AIM Advantage 3.0」の概要
「Oracle AIM Advantage 3.0」のユーザ・インタフェースは、ブラウザを利用したHTML を基本としています。導入上の作業の最小単位をタスクと呼び、時系列的な側面から6つのフェーズに、そして作業内容の類似性から11のプロセスに分類し定義します。今回のリリースでは、対象プロジェクト個々のビジネス背景に沿ってシステムの導入上の必要タスクを簡単に導くことができ、スケーラブルで柔軟な導入を可能としました。
利用にあたってシステム導入プロジェクトのメンバーは、各自のPCに「Oracle AIM Advantage 3.0」をインストレーションし、メンバー個々に割り当てられたタスクを遂行します。当該タスクで実施すべき作業内容や進め方は詳細に定義されており、オンライン・ドキュメントとして参照可能となります。また、タスクを推進するにあたり、成果物テンプレートを生成することで効率的な導入作業を漏れなく実施することができます。テンプレートの使用方法や記述ポイントも充実しており、プロジェクトの標準化も容易に達成することができます。
また、「Oracle AIM Advantage 3.0」では、対象プロジェクト固有のビジネス背景に沿ったシステムの導入上の必要作業(タスク)を簡単に導くことができるなど、スケーラブルで柔軟な導入手法を採用できます。
今後販売が予定される E-Business Suite 製品へ対応するため、「Oracle AIM Advantage 3.0日本語版」の機能はアドインの形で強化される予定です。まず、「Order Management」、「CRM 」関連製品にも対応した機能強化のアドインが2001年春にリリースされます。また、このリリースではプロジェクト管理手法の機能もAIMに統合されます。
● 「Oracle AIM Advantage 3.0日本語版」の構成
・AIM Advantage 3.0 および成果物テンプレート
・AIM Add-inリリース 1 (R11i基本製品対応)
・PJM 2.6 および成果物テンプレート
・オンライン・ドキュメント
● ハードウェア要件
-Windows95/98, Windows NT4.0が稼動するPC 及び CD-ROMドライブ
-32 MB(推奨 64MB以上)のRAM
-250 MB以上のHD空き容量(推奨 300MB以上)
● ソフトウェア要件
-Microsoft Office97、Microsoft Project98、Visio5.0以降
-Adobe Acrobat Reader4.0以降
-Netscape Communicator4.7以降またはInternet Explorer4.01以降
※画面イメージもご用意しておりますので、ご希望の方は弊社広報までお問い合わせください。