「ビル再生100の物語」ランチマップはテナント募集に効果的♡
ビル再生100の物語 第8話
テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。
それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。
ランチマップでビル周辺を身近に感じてもらおう
土地のイメージ、それホントに当たってる?
新宿一丁目のビルのテナント募集をしていたときのことです。
新宿にはよく行くものの、新宿一丁目ってほとんど足を踏み入れたことがないことが判明。
どころか、ビルに初めて行くまでは、「あの」新宿二丁目の隣町なので、ついついそのイメージの名残を勝手に感じていました。
なので、アタマの中では、勝手にこんなシーンを想像してしまったりするわけです…。
実際に行ってみよう
実際に行ってみると新宿御苑駅から2区画ほど入った閑静な場所にあります。
大きな公園も目の前。仕事で根つめた時にとっても癒されそう。
実際に周辺を歩いてみると、夜のネオンのイメージとはまるで違ったとてもステキな街であることがわかってきました。
古地図で確認してみても、かつては百人組のいた場所でもあり元々地ぐらい(じぐらい:土地の由緒正しさ)も悪くない場所だったんだろうな、ということがわかります。
どころか、付近にはステキなカフェがいっぱいありました。
オープンエアーで気持ちよさそうなお店や、
一見、山小屋風の雰囲気のあるお店も。
住んでもよさそうな環境で、オフィス立地としても申し分ないです。
募集資料は立地を含めての良さを!
知らないだけで、勝手に夜のネオンを想像してしまってごめんなさい。。
でも、そういう人って実は多いのでは??
それじゃ、せっかくの立地のポテンシャルがもったいない!
そう思った僕らは、募集資料に周辺ランチマップを加えることにしました。
このランチマップ、実は結構ウケたんです。
だってこういうツールを用意しているビルってあまりないですから!
内見に来るお客さんは、入居することを真剣にイメージすればするほど建物のスペック的なことよりも、意外にランチや通勤のことなど、個人目線のことが気になってくるものです。
逆に言えば、こういうツールをあらかじめ用意しておくと実際に自分がこのビルに入居した後のことを想像しやすくなるのではないでしょうか。