日本語環境を改善、スタートページのカスタマイズ性を向上 　Webブラウザ『Vivaldi』最新バージョン1.10をリリース

Vivaldi Technologies(ヴィヴァルディ テクノロジーズ／本社：ノルウェー・オスロ、CEO：Jon von Tetzchner)は、Windows・Mac・Linux向けWebブラウザ『Vivaldi(ヴィヴァルディ)』の最新バージョン1.10を、2017年6月15日にリリースいたしました。1.10では、スタートページの見た目やふるまいの設定範囲が増えたことに加え、開発者向けツールを画面内に組み込めるようになりました。

Vivaldi 1.10

Vivaldiブラウザ 無料ダウンロードページ： https://vivaldi.com/

これまでのバージョンで日本語使用時に見られた課題に集中的に取り組み、多くの点が改善されました。引き続き、より良いものをより速くご提供していきます。

ブラウザの起動時や新規タブページを開いたとき、ユーザーはスタートページを頻繁に目にします。Vivaldiは、よく使う場所をユーザーが自分仕様にカスタマイズできるようにしました。スタートページには、お気に入りのWebサイトや閲覧履歴ページへのリンクを配置できます。

Vivaldi TechnologiesのCEO Jon von Tetzchnerはこう述べています。「スタートページは、Webへの入り口です。ユーザーが、機能が少なく退屈なデザインの凡庸なスタートページに縛られる理由はありません。我々は、今こそユーザーに、スタートページに真剣に取り組んだブラウザを提供する時だと考えました」

Vivaldiのスタートページのコアとなる機能は、Webサイトのサムネイルが並ぶスピードダイアルです。サムネイルは自動で設定されますが、1.10からは、ユーザーが任意の画像やアニメーションGIFを設定できるようになりました。

スピードダイアルのリンクに画像追加＆フォルダで管理

スピードダイアルのリンクに画像追加＆フォルダで管理

ユーザーは、スピードダイアルごとにサムネイルの列数を設定したり、列数を設定をしない選択もできます。列数を設定しない場合、画面の幅にあわせてフレキシブルにリンクを配置します。

エンジニアのみなさまから多くのご要望を受け、開発者向けツールをブラウザ画面に組み込めるようになりました。これまでのバージョンでは、開発者ツールを別ウィンドウで開いていました。1.10からは、画面の下部、または左右どちらかに開発者ツールをドッキングし、ページ内要素の検証や、コードのテストやデバッグなどができるようになりました。

Jon von Tetzchnerは次のように述べます。「Vivaldiを愛用する多くのエンジニアからいただいていた、開発中のページと同じ画面内に開発者ツールを開きたいという声に対応しました」

開発者ツールをブラウザ画面内に組み込み

開発者ツールをブラウザ画面内に組み込み

・［ダウンロード］リストをソート：名前、サイズ、追加日付、最終日付でソートできます。手動での並べ替えも可能です。

・［画像の読み込み設定］：ページ内画像の読み込みを行うか否かを、「表示」メニューやキーボードショートカットから設定できます。

・［クイックコマンド］の機能向上：クイックコマンドを使うと、キーボードからブラウザのすべての機能を制御できます。タブやページ遷移、ページ内検索、利用可能なコマンドのリストのフィルタリングなど、さまざまなことを実行できます。

・［アドレスバー］ドロップダウンリスト：ブックマークと入力履歴を、ドロップダウンリストから除外する設定が可能です。

・［タブ］初期表示の制御：サードパーティ製の拡張機能によるタブの初期表示管理ができるようになりました。生産性向上ツールやリマインダーなど、様々な拡張機能がお使い頂けます。

Vivaldi Technologiesは、こだわりのあるWebのヘビーユーザーのための製品やサービスを開発しています。製品開発、その他全てにおいて、ユーザーファーストであることを第一においています。

オスロに本社、またレイキャビク、ボストン、パロアルトにオフィスを構えています。

企業名　： Vivaldi Technologies

所在地　： ノルウェー オスロ

代表　　： CEO Jon von Tetzchner

事業内容： Webブラウザ開発

URL　　 ： https://vivaldi.com/

Twitter ： https://twitter.com/vivaldi_jp