今一番注目されている脳科学者・中野信子 『努力不要論』が11刷56,000部突破
2014年発売以来、3年間売れ続けているロングセラーが 再び脚光を浴びている理由とは?
2014年にフォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)から刊行された『努力不要論』(中野信子・著)が2017年5月に11刷56,000部を突破したことをお伝えします。
もともと発売当初から注目され、版を重ねていた本書ですが、今年度に入ってから1万部以上の増刷をかけ、一部書店ではランキングにも入っています。年間8万点以上の新刊が刊行され、ベストセラーが目まぐるしく変化している昨今、このようなロングセラーが生まれ、そのうえ再び注目を浴びるのは非常に稀なことです。
考えられる理由としては、(1)『サイコパス』(文春新書)が20万部を突破するなど、著者の作家としての活躍への注目が高まっていること、(2)装幀が蛍光イエローにリニューアルしたことで新たな読者にリーチできたこと、そして(3)「努力は報われるのか? 報われないのか?」という本書の問題定義が、普遍的なテーマとして注目されつづけているからでしょう。
テレビ出演時にはなかなかお目にかかれない、著者がリミッターを外して論を展開しているところも本書の魅力の一つ。「努力する人間は野蛮である」「努力という言葉は人を安価な労働力として使いたい人が用いるブラックなレトリック」といった強烈な主張もある一方で、「正しいがんばり方」「自分の才能の見つけ方」など、読者が前向きになれる提案も満載。新社会人が仕事や人間関係でつまづきやすいといわれる5月~7月、自分の生き方・働き方を見つめ直すには最適の一冊です。
著者プロフィール
中野 信子 なかの のぶこ
1975年生まれ。東京都出身。脳科学者、医学博士。東日本国際大学特任教授、横浜市立大学客員准教授。
東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了(2004年)、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了(2008年)。その後、フランス原子力庁サクレー研究所で研究員として勤務(2008~2010年)。現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆活動を精力的に行っており、『脳内麻薬』(幻冬舎新書)、『サイコパス』(文春新書)、『生きるのが楽しくなる脳に効く言葉』(セブン&アイ出版)などベストセラー多数。テレビやラジオでも活躍中。
書籍概要
書名 : 努力不要論
著者 : 中野 信子
ページ数: 232ページ
価格 : 本体1,400円+税
出版社 : フォレスト出版株式会社
ISBN : 978-4894516229
発売日 : 2014年7月6日
会社概要
商号 : フォレスト出版株式会社
所在地 : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル5F
設立年月日: 1996年4月1日
代表取締役: 太田 宏
業務内容 : 出版物の企画・制作及び販売