日本災害ロボットレスキューフォース(JRRF)、 2024年11月より能登地域でロボット派遣開始!
~災害支援ロボット援竜による現地での支援活動~
日本災害ロボットレスキューフォース(JRRF、本部:東京都、会長:二宮 宣文)は、2024年11月より能登地域における復興支援活動を目的としたロボット派遣を開始いたします。
当団体は、最新のロボット技術と災害現場での経験を組み合わせ、能登半島の珠洲、輪島、能登を中心に被災地支援を行ってまいります。
この活動は、倒壊した家屋から重要な品物の安全な取り出しや、残置物の回収作業における危険回避支援を主な目的としています。さらに、地元企業との密接な連携を図り、地域のニーズに即した復興支援活動を展開します。
主な活動内容
・倒壊家屋からの重要物品取出支援
被災者が倒壊した家屋から大切な貴重品や思い出の品を回収するため、ロボットを活用して安全かつ迅速な取り出しをサポートします。
・残置物回収に対する危険回避支援
瓦礫や崩壊寸前の建物など危険な現場での作業を行う際、ロボットを使用して作業者の安全を確保しながら、残置物の回収作業を効率的に進めます。
派遣ロボット「援竜T-54」について
今回派遣されるロボット「援竜T-54」は、瓦礫除去や倒壊建物の内部調査、重量物の移動などに特化した最新型の災害救助ロボットです。このロボットは遠隔操作が可能で、狭い空間や危険なエリアにおいても高度な作業を行うことができるため、人的リスクを最小限に抑えつつ迅速な対応が可能です。東日本大震災の教訓をもとに開発され、災害現場での救助活動を革新しています。
地元企業との協力
本プロジェクトでは、珠洲、輪島、能登の地元企業と協力し、地域特有の課題に応じた復興支援を実施します。これにより、地域社会との連携を強化し、復旧作業のスムーズな進行を支えます。
活動の重要性
倒壊した家屋からの貴重品や大切な物品の取り出しは、被災者にとって非常に重要な心の支えとなります。JRRFは、ロボット技術を活用することで被災者の安全を守りつつ、一日でも早い生活再建を支援します。これにより、復興フェーズに移行した地域においても、さらなる支援活動を続けてまいります。