共立女子大学・共立女子短期大学と麹町学園女子が 高大連携協定を締結
~大学・短期大学への推薦枠を伴う連携を構築~
麹町学園女子中学校高等学校(所在地:東京都千代田区、校長:堀口 千秋、以下 本学園)は、2023年3月2日に共立女子大学・共立女子短期大学(所在地:東京都千代田区、学長:川久保 清、以下 共立女子大学)と、高大連携協定を締結しました。
この協定に基づき、共立女子大学と本学園高等学校との間で、教育交流と連携活動をおこないます。また共立女子大学への推薦枠を伴う内容となっています。
2017年に締結した協定は国際学部との連携でしたが、今回の協定でその範囲が大学・短期大学全体に拡大されました。
【麹町学園女子「高大連携について」: https://www.kojimachi.ed.jp/career/cooperation/】
背景
AIの進化・普及やグローバル化、少子化に伴う生産年齢人口の減少などに直面する中、そのような社会に対応できる人材を育成しようと、国を挙げて「高大接続改革」が進められています。例えば大学入試では、AO(アドミッションオフィス)入試が「総合型選抜」、推薦入試が「学校推薦型選抜」と改められ、いずれも学力を測るテストなどの活用が必須となっています。
また、各大学が行う個別試験では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」からなる学力の3要素が総合的に評価することになっています。以前の入試問題は「知識・技能」が中心でしたが、AIの普及・進化に伴う産業構造の変化等により、社会を生きる力として課題解決能力などが求められるようになったことが背景にあります。
その中で本学園では、「高い学習意欲」「学びへの明確な目的意識」「一定の学力」を持った生徒が第一志望の大学にスムーズに進学できる制度をいち早く整えてきました。
連携について
相互の交流と連携を通じて、高校生の大学進学に関する意識と学習意欲を高めるとともに、大学の求める学生像および教育内容への理解を深めることにより、高校教育・大学教育の質の向上と活性化を図ることを目的とするものです。
本学園としては、2017年の共立女子大学国際学部との高大連携協定締結以降、双方の教育の質の向上と活性化を図る活動を通して、共立女子大学と良好な関係を築いてきました。
今回大学全体との連携となり、共立女子大学には国際学部以外の学部へも「高い学習意欲」「学びへの明確な目的意識」「一定の学力」を持って進学できる制度を持つこととなりました。なお、協定を締結した大学は6校となります。
連携内容
・教育及び進路に関する情報交換や、共立女子大学で実施する行事等への本学園生徒の参加をはじめ、本学園生徒が大学・短期大学生とともに実際に開講されている授業を受講する「KWU高大連携プログラム」等、連携活動を実施していく予定です。
・共立女子大学への推薦枠が設定されます。
学園概要
名称 : 麹町学園女子中学校高等学校
※「麹」の字は正式には表外漢字です。
代表者: 理事長 相川 忠洋
所在地: 東京都千代田区麹町3-8
設立 : 1905年9月
URL : https://www.kojimachi.ed.jp/