「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S」シーズン閉幕
「RakutenFashionWeekTOKYO(以下 RakutenFWT) 2024S/S」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 以下 JFWO)は、主会場の渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを中心に8月28日(月)~9月2日(土)に開催し、期間中、フィジカル発表35ブランド、デジタル発表15ブランド、(うち初参加13ブランド、海外からの参加7ブランド)の50ブランドによるショーやインスタレーションが実施されました。
■「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S」シーズン参加ブランド一覧
<フィジカル発表35ブランド(発表順)> ●初参加ブランド
1, KANAKO SAKAI/カナコ サカイ(●)
2, NaNo Art/ナノアット(●)
3, HARUNOBUMURATA/ハルノブムラタ
4, WILDFRAULEIN/ヴィルドホワイレン(●)
5, KAMIYA/カミヤ(●)
6, FETICO/フェティコ
7, Wilsonkaki/ウィルソンカキ(●) ※HK
8, pays des fees/ペイデフェ
9, EJ SHEYANG/イージェイ シェヤン(●)
10, el conductorH/コンダクター
11, Queen&Jack/クイーン アンド ジャック
12, SHINYAKOZUKAシンヤコヅカ
13, TWEO/トゥー(●)
14, SEVESKIG/セヴシグ
15, (un)decided/アンディサイデッド
16, Global Fashion Collective/グローバル ファッション コレクティブ ※CA
17, MITSURU OKAZAKI/ミツル オカザキ
18, HEOS/へオース
19, BENCH/ PRESENTS TERNOCON/ベンチプレゼンツ テルノコン ※PH
20, MURRAL/ミューラル
21, (X)S.M.L/エックスエスエムエル ※ID
22, HIDESIGN/ハイドサイン
23, Seivson/セイヴソン ※TW
24, SHOOP/シュープ
25, A BATHING APE(R)/ア ベイシング エイプ(R)(●)
26, PH MODE x TYO by MFF(Manila Fashion Festival)/ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ ※PH
27, IRENSENSE/アイレンセンス(●) ※TW
28, support surface/サポートサーフェス
29, meanswhile/ミーンズワイル
30, CINOH/チノ
31, SEVEN BY SEVEN/セブン バイ セブン(●)
32, ablankpage. X Royal Thai Embassy Tokyo/ AS YEARS GOES BYS. “ablankpage. X EDWIN X NISHIKAWA KEORI”/アブランクページ x ロイヤル タイ エンバシー トウキョウ / アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ x エドウィン x ニシカワケオリ
33, YOHEI OHNO/ヨウヘイ オオノ
34, 1PIU1UGUALE3 GOLF/ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ ゴルフ
35, VIVIANO/ヴィヴィアーノ
<デジタル発表15ブランド(発表順)> ●初参加ブランド
1, 08sircus/08サーカス
2, RAINMAKER/レインメーカー
3, IRENISA/イレニサ
4, MAISON ALTERNATIVE/メゾンオルタナティブ
5, WIZZARD/ウィザード(●)
6, HIROKO KOSHINO/ヒロココシノ
7, meagratia/メアグラーティア
8, HOLO MARKET/ホロマーケット
9, LIBERE/リベーレ(●)
10, STOF/ストフ
11, HYKE/ハイク
12, tactor/タクター(●)
13, mintdesigns/ミントデザインズ
14, 六舞宴|ROKUBUEN/ロクブエン
15, DRESSEDUNDRESSED/ドレスドアンドレスド
□今シーズンも、冠スポンサーである楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が日本のファッションブランドを支援するプログラム「by R(バイアール)」を実施。「A BATHING APE(R)(ア ベイシング エイプ(R))」が30周年メモリアルで東京初のランウェイショーを開催し、Rakuten Fashionでリアルタイムにライブ配信が行われました。ブランド設立以来、ストリートファッションのシンボルとして存在してきたブランドらしい盛大なショーが行われ、大きな反響がありました。
https://brandavenue.rakuten.co.jp/contents/fashionweek/trend/2024ss002/?scid=we_ich_byr24ss_jfwsite
□解放感あるムードに包まれた2024 S/Sシーズンコロナ禍の制限が完全に撤廃されて初めての開催となる2024 S/Sシーズンは、公式会場はもちろん、東京の様々な場所を舞台に多くのブランドがフィジカルでの発表を実施。「OPEN, FASHION WEEK」のテーマにふさわしく、解放感と多様な表現によるコレクション発表が行われました。
◇2024 S/Sシーズンのポイント
(1)「OPEN, FASHION WEEK」のテーマの基、“解放”を意識したシーズンに。
8月28日「NEXT BRAND AWARD 2024」受賞式&オープニングセレモニー
JFWO主催ブランド支援プログラムのフィジカル部門「JFW NEXT BRAND AWARD 2024」グランプリ受賞ブランド「KANAKO SAKAI」による、初のショー終了後にオープニングセレモニーおよび授賞式を開催しました。JFWO事務局長よりデザイナー、サカイ カナコへ記念品の授与が行われ、公式酒“獺祭”を手に公式スポンサー旭酒造株式会社代表取締役社長、桜井一宏氏による乾杯の発声とともにファッションウィークの幕開けを祝しました。
(2)デザイナー支援
JFW NEXT BRAND AWARD 2024
2023 S/Sシーズンより発足したJFWOによるブランド支援プログラムのフィジカル部門「JFW NEXT BRAND AWARD 2024」グランプリ受賞ブランド「KANAKO SAKAI(カナコ サカイ)」が、8月28日(月)13:00~公式会場渋谷ヒカリエでランウェイショーを開催。「自由を纏う」というテーマを通して、ブランドの精神性、世界に対する姿勢を、ショー全体を通して表現しました。
本プログラムは、JFWOが背負うミッション「日本から世界に向けたデザイナーの創出」を通して、今後グローバルに ファッション業界で活躍が見込める新しい才能を 育成・支援していくことを主旨としており、次回3月開催の24AWシーズンに向けても年間を通して支援を継続していきます。
審査員向かって左から 読売新聞 東京本社 マリ・クレール事業室 マリ・クレール編集長 田居克人/株式会社INFASパブリケーションズ WWDJAPAN 記者 美濃島匡/毎日新聞社 学芸部 記者 平林由梨/『Chika Kisada』デザイナー 幾左田千佳/『SULVAM』デザイナー 藤田哲平/株式会社MATOIPUBLISHING “QUOTATION” エディター 関口究
また、渋谷ヒカリエ8階CUBEでは8/28(月)~8/30(水)の3日間、「KANAKO SAKAI(カナコ サカイ)」および審査員特別賞に選出された「fluss(フルス:デザイナー児玉耀)」の特別展示「JFW NEXT BRAND AWARD 2024 エキシビション」を開催しました。
「FASHION PRIZE OF TOKYO」2024受賞発表イベント
世界で活躍するファッションデザイナーの輩出促進をはかる企画「FASHION PRIZE OF TOKYO」の今年度の受賞デザイナー発表イベントは、先に紹介した8/25(金)開催の“OPEN”ING PARTYにて開催されました。(主催:東京都ならびにJFWO)受賞ブランドに選出された同ブランドは、国際的知名度向上のため2024年1月(もしくは3月)と6月(もしくは10月)にパリでのショーイベントを開催致します。また、2024年3月開催予定のRakuten Fashion Week TOKYO 24 A/Wでも凱旋イベントの実施を予定しています。
「FASHION PRIZE OF TOKYO」 第6回受賞デザイナー
デザイナー:後藤 愼平 (SHINPEI GOTO)
ブランド名:MASU(エムエーエスユー)
「TOKYO FASHION AWARD 2024」第9回受賞デザイナー発表イベント
東京を拠点とするファッションデザイナーが、世界をフィールドに飛躍・ビジネスを拡大するためのサポートを目的とした、東京都ならびにJFWO主催のファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」の第9回受賞デザイナー発表会が行われました。今後受賞ブランドへの支援として、来年度開催の本事業単独のパリでのショールーム「showroom.tokyo」でのビジネスマッチングや、2024年3月のRakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W公式会場にて凱旋イベント実施を予定しています。
「TOKYO FASHION AWARD」
第9回パリ・メンズ・ファッション・ウィーク時期
支援デザイナー
荒井 一帆/高林 司(FAF)
具志堅 幸太(Kota Gushiken)
小塚 信哉/梶浦 慎平(SHINYAKOZUKA)
大月 壮士(SOSHIOTSUKI)
・パリ・ウィメンズ・ファッション・ウィーク時期
支援デザイナー
アンナ・チョイ(HAENGNAE)
砂川 卓也(mister it.)
竹内 美彩(PHOTOCOPIEU)
田中 大資(tanakadaisuke)
写真前段左から、アンナ・チョイ(HAENGNAE)、砂川 卓也(mister it.)、竹内 美彩(PHOTOCOPIEU)、田中 大資(tanakadaisuke)写真後段左から、荒井 一帆(FAF)、高林 司(FAF)、具志堅 幸太(Kota Gushiken)、梶浦 慎平(SHINYAKOZUKA)、大月 壮士(SOSHIOTSUKI)
(3)デジタル配信の強化
ライブ配信・YouTubeでの公開
今24 SS シーズンも引き続き、公式WEBサイト( https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/ )で全参加ブランド発表の内容を告知、希望ブランドについてはフィジカル発表の様子をライブ配信しました。アーカイブ映像はすべて以下のYouTubeで公開しております。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLeduZQtZfBzrV4htzqc_wCCT3CqyLebGK
デジタル施策「RUNWAY WATCHERS」および「MY RUNWAY」を実施
今24 S/Sシーズンは、ファッション好きでオシャレなインフルエンサーがコレクションをグループで巡り、自身の視点でのショーの感想や高揚感をSNSを中心に発信する新施策「RUNWAY WATCHERS」を実施しました。統一感のあるスタイリングは会場でも注目され、ファッションウィークを華やかに盛り上げてくれました。また、ストリートフォトグラファーmitographがフィジカルの会場にてショーの雰囲気や来場者スナップを撮影する「MY RUNWAY」企画も先シーズンに引き続き実施。各コレクション会場での世界観や来場者SNAPなど、Rakuten FWTの公式SNSアカウントで公開しています。
Instagram: https://www.instagram.com/rakutenfwt/
キービジュアルデジタルアート「AI PUBLIC ART」を実施
今シーズンは、多くの方に楽しんでいただけるツールとして、キービジュアルの中の8頭身モデルになれる、解放的で誰もが楽しめる新しいファッション体験「AI PUBLIC ART」をシーズンLPや会期前イベント等で展開しました。生成された画像はSNSでのシェアが可能で、「AI PUBLIC ART」のギャラリーに投稿・参加も自由。公式会場にて二次元コードを記載したリーフレット配布やポスター設置なども行い、来場者の方々にも体験いただきました。
2024 S/Sシーズンは、先シーズン同様にフィジカルでのショーも約7割まで増え、テーマとなっている「OPEN, FASHION WEEK」のもと、さらに「解放」を感じることが出来るファッションウィークとなりました。また、パンデミック以降初となる、一般の方も来場可能なパーティやイベントも多数開催され、この活気をさらに盛り上げていきたいと思っています。
次回、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」の開催は2024年3月11日(月)から3月16日(土)となります。引き続き、Rakuten Fashion Week TOKYO にご注目・ご協力のほどお願い申し上げます。