神代植物公園で初!! 大変貴重な「世界一美しい花木」ヨウラクボクが開花!【調布市】
この機会を お見逃しなく!!
◆本日開花した「ヨウラクボク」
「世界一美しい花木」と呼ばれる熱帯の樹木「ヨウラクボク」が花をつけました。神代植物公園では初めての開花です。
この木は、平成28年5月の大温室リニューアルに合わせて苗を大温室の熱帯花木室に植栽したもので、現在、高さ5.8mに成長しています。今年2月1日に、初めてつぼみが付いていることを確認し、開花を見守っていました。
ヨウラクボクは、ミャンマー原産のマメ科の樹木で、長く垂れる花序にランを思わせる赤い艶やかな花を咲かせます。日本では、植物園の温室などで栽培されることがありますが、開花例はまだ少なく、花を目にする機会が稀な植物の一つです。
現在、6つの花序が確認できており、花は3月中旬頃まで見られる見込みです。
ぜひ、この機会に、世界一美しい花木をご覧ください。
ヨウラクボクについて
学名:Amherstia nobilis
英名:Queen of flowering tree Pride of Burma
ミャンマー原産のマメ科の樹木で、一属一種の珍しい植物。美しい花を咲かせることから熱帯地方で庭園などに植えられる。高さ10m以上になる高木であるが、栽培下では4~6mのものが多い。
花は赤色で、長さ60~90㎝の下垂する花序に房になって咲く。先端に黄色い模様の入る3枚の大きな花弁が特徴で、2枚の花弁状の小苞とともに、色鮮やかで目を引く。葉は羽状複葉で、若い時は紅色を帯びて垂れ下がり、遠くからでもよく目立つ。和名のヨウラクボクは、下垂する花序を、珠玉や貴金属を糸に通した装身具である瓔珞(ようらく)に見立てたもの。
★最新の開花情報などは神代植物公園Twitterをご覧ください
現在実施中のイベントについて
神代植物公園「梅まつり」
神代植物公園について
武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。
この公園はもともと、東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年に名称も神代植物公園と改め、植物公園として開園されました。
【通常開園時間】
9時30分~17時00分(最終入園は16時まで)
※開園時間変更の場合はHPでお知らせいたします
【通常休園日】
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
12月29日~1月1日
※さくらまつりにあわせ3月27日(月)は臨時開園します。4月3日(月)は休園日。
詳細は公式HPをご確認ください。
【住所】
調布市深大寺元町二・五丁目
深大寺北町一・二丁目
深大寺南町四・五丁目
【交通】
・京王線から
調布駅から小田急バス吉祥寺駅または三鷹駅行き「神代植物公園前」下車、
または京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車
京王線つつじヶ丘駅から京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車
・JR中央線から
三鷹駅または吉祥寺駅から小田急バス調布駅北口または深大寺行き「神代植物公園前」下車
【入園料】
一般 500円
65歳以上 250円
中学生 200円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※水生植物園及び植物多様性センターは無料で入園できます。
※パスポート料金等詳細はHPをご覧ください
【問い合わせ先】
神代植物公園サービスセンター
〒182-0017 調布市深大寺元町5-31-10
電話:042-483-2300