創業431年の老舗染工場発「温感手ぬぐいスカーフ」新発売　クラファン達成率220％超の成功を受け一般販売開始

～伝統技術を活かし、現代に合う商品へリブランディング～

2020-12-01 15:30

　日本の伝統的な染め技法でテキスタイルアイテムを製作するブランド『紺政-konmasa-』(運営：三原染工株式会社、本社：大阪府堺市、代表取締役：三原聡)は、秋～春シーズンにコンパクトかつオシャレに活用できる「温感手ぬぐいスカーフ」を、2020年11月30日から販売開始いたしました。
　2020年10月13日～11月29日までの期間クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行予約を受け付けたところ、開始9時間で目標金額を達成し最終的には達成率220％以上となりました。クラウドファンディングでの成功を受け、11月30日より一般販売を開始しました。購入はオンラインショップからとなります。

紺政-konmasa-「温感手ぬぐいスカーフ」
https://www.konmasa.net

「温感手ぬぐいスカーフ」開発の背景

　「紺政-konmasa-」は、日本の伝統技術である「本染め」(※)の技術を使い、広い世代が日常使い出来るファッションアイテムを開発するために2020年に立ち上げたブランドです。
　“手ぬぐい”は古来からある日本の伝統品で、その機能性から永年日本人に愛用されてきました。ただの手ふきではなく、現代に合う商品にリブランディングし、“若い人にもファッションアイテムとして愛用してもらえる商品”にするべく、カラーリングも華やかにしました。デザインは日本古来からある和柄、霰(あられ)・市松(いちまつ)・千鳥格子(ちどりこうし)の3種。全て縁起の良い柄とされ、古来から親しまれてきましたものを、普段使いしやすい控えめなデザインで取り入れました。
　「温感手ぬぐいスカーフ」は、国産綿100％の和晒(わざらし)生地を使用し、染職人が一枚一枚手作業で染色しています。さらに“保湿温感加工”を施すことで、じんわり暖かい上に乾燥により首回りが痒くなりにくい機能を追加しました。全ての工程で、人へも環境へも低刺激なもののみを使用しているので、限りなくアレルギーフリーに近い商品となっています。

※本染めとは、柄を染めるために“染料”を使い“手染め”で繊維の芯まで染色されたものを言います。綿本来の風合いを活かすことができ、色合いも深みが出ます。テキスタイル分野は生産スピードが優先のため通常はプリントやインクジェット印刷、機械染めが一般的です。

「温感手ぬぐいスカーフ」の特長

とても薄くてかさばらない
　手ぬぐい生地は定番ニットマフラーの1/10程の薄さで、使わないときは畳むことで小さなバッグにもなんなく入ります。電車やバスでの通勤時など、置き場所に困って外せない悩みから解放されます。とても薄い布で防風素材ではないので、ニットやウールマフラーほどの温感機能は無いとしつつも、手軽かつコンパクトさから男女問わず30～40代の働く世代に大きな反響を集めています。

使い込むほどに優しい肌ざわり
　繊維に対し無理な負荷をかけず、人体へも無害な染料のみを使用しているので、乳児が口に含んでも安全な加工です。かつ、綿本来の性能を活かしているので使い込んでいけばどんどん柔らかくなり、綿の優しい肌ざわりが体に馴染んでいく感覚です。吸水性や保湿性もあるので、汗ばんでもジメジメせず快適に過ごせます。

伝統の染め職人の技術
　機械ではなく職人による手染めで、繊維を傷める工程を経ずに製作することで、柔らかい風合いと優しい発色にこだわりました。もちろん、日常使いできる耐久性もクリアしています。

「温感手ぬぐいスカーフ」の概要

名称　　　：温感手ぬぐいスカーフ
販売開始日： 2020年11月30日
販売料金　： 3,850円(税込)
サイズ　　：約34cm×180cm
カラー　　： Arareイエロー、Arareピンク、Arareアプリコット、
　　　　　　 Ichimatsuベージュ、Ichimatsuブルー、
　　　　　　 Chidoriホワイトグレー、Chidoriブラック
販売店　　：紺政-konmasa-
URL　　　： https://www.konmasa.net

「紺政-konmasa-」とは

　紺政-konmasa-は、創業431年の染工場である三原染工株式会社の16代目が新たに立ち上げたブランドです。職人の手染めにこだわり、機械ではできない丁寧な手仕事が生む「温かみと優しさ」を現代にリブランディングすることを目指しています。業界全体の技術を活かして、働く世代が欲しいと思えるテキスタイルアイテムを打ち出していく予定です。
　生活に彩りが加わり、使い込むほどに体に馴染み、愛着を持って長く愛用できるものは、使う人に感動を与えられると思っています。そういった製品を作り続けることを目指しています。