“スマートエネルギーハウス蓄電システム”の発売

エネファームtype Sと連携可能なリチウムイオン蓄電システム 3電池(燃料電池、太陽電池、蓄電池)連携で、エネルギーを有効活用

 大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏、以下「大阪ガス」)と京セラ株式会社(社長:山口 悟郎、以下「京セラ」)は、国内住宅用定置型リチウムイオン蓄電システムの新製品として、家庭用燃料電池「エネファームtype S」で発電した電力を充電できる小型・軽量の3.2kWh蓄電システム「スマートエネルギーハウス蓄電システム(以下、SEH蓄電システム)」を共同で開発し、本年4月より販売を開始します。

国内住宅用定置型リチウムイオン蓄電システム

※1  燃料電池・太陽電池・蓄電池を備えた「スマートエネルギーハウス」の居住実験において、国内で初めて年間CO2排出量ネットゼロを達成(2012年8月2日当時、大阪ガス調べ)

「SEH蓄電システム」の主な特長は以下のとおりです。
(1)「エネファームtype S」の発電ポテンシャルを最大限に引き出すシステム
エネファームtype Sは、700W定格出力運転時が最も発電効率の良い運転状態です。そこで、深夜など電気使用量が少なく700Wに満たない時間帯には、発電した電力をSEH蓄電システムの充電に充て、稼働率を高めることでエネファームtype Sの発電能力を最大限に活かし、環境性の向上を実現します。

SEH蓄電システムの運転イメージ

SEH蓄電システムの運転イメージ

(2)3電池の最適制御で、一次エネルギー消費量を約62%削減
エネファームtype Sは、世界最高52%(※2)の発電効率を有し、エネルギー利用率も従来の火力発電と比較して約2倍(※3)と非常に高効率な分散型エネルギーシステムです。SEH蓄電システムは、この高効率なエネファームtype S由来の電気(※4)を充放電し、自家消費できるため、環境性に優れます。
さらに、燃料電池と太陽電池に、SEH蓄電システムを加えた3電池を最適制御した場合には、従来システムと比較し、家庭における年間の一次エネルギー(石油・石炭・天然ガスなど)消費量の約62%削減(※5)を実現し、環境負荷の低減に貢献します。

省エネ性

省エネ性

大阪ガスと京セラは、今後も3電池の普及促進に取り組み、お客さまの快適な暮らしの実現と環境負荷の低減、エネルギーの安定供給の向上等に貢献してまいります。

*「エネファーム」は、JXエネルギー(株)、東京ガス(株)、大阪ガス(株)の登録商標です。

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大阪ガス株式会社 京セラ株式会社
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