Darnellグループがエネルギー・ハーベスティングおよびエネルギー・ストレージ市場調査・予測報告書を発行
株式会社グローバル インフォメーションは、Darnell Group, Inc.が発行した報告書「Energy Harvesting and Related Energy Storage Devices: Worldwide Forecasts, Fourth Edition (世界のエネルギーハーベスティングおよびエネルギー貯蔵装置市場予測:第4版)」の販売を開始しました。
エネルギー・ハーベスティングは未だ新興の産業ではありますが、すでに様々な産業や応用分野に対してビジネス機会を提供できるものとなっています。88ページに及ぶこの定量的市場分析レポートは50以上の図表を有し、この市場のさまざまな成長率や市場シェア、各種技術の比較について精査しており、また関連した重要情報を提供しています。これらの包括的な分析は、エネルギー・ハーベスティング市場の最新のビジネス機会に関して、ビジネス戦略決定者の方々に深い理解を提供することに焦点を当てています。
ビルディング・オートメーションが、大きな商用規模で無線センサーネットワークとエネルギー・ハーベスティングの双方を活用したソリューションの最初の応用用途であり、今後ともエネルギー・ハーベスティングのノード市場で最大のビジネス機会を提供するものと予測されています。この市場分野には豊富なビジネス機会があるものの、これまで考えられている応用用途の中ではしばらくやや低めの成長率を継続するものと考えられます。その理由の一つはこれが既に発達した応用分野であって、大規模採用が前提となるからです。ビルディング・オートメーションはエネルギー・ハーベスティング技術の「アーリー・アドプター」と考えられ、その他の市場部門はコストが下がってきてからやっと追いついてくるものと予測されます。
新興技術の常として、エネルギー・ハーベスティング市場の更なる発展は標準化と法規制とに強く依存しています。エネルギー・ハーベスティングの採用が進めば、エネルギー的に最適化された無線センサーおよび無線センサーネットワークの発達と実装備とが加速されるでしょう。また標準化されれば、新たな市場や応用分野が開かれるものと予測されます。
2012年の非常に重要な新標準規格としてISO/IEC 14543-3-10があります。これは超低消費電力の無線アプリケーションに関するものです。この標準規格は国際電気標準会議(IEC)で定められたもので、エネルギー・ハーベスティングのソリューション向けに最適化された無線標準規格として最初にして唯一の標準規格です。本規格は、BluetoothやWiFiといった標準規格と同様に、完全な相互間通信が可能で、しかもオープンな無線技術の基礎を築くものであり、超低消費電力の無線センサーならびに無線センサーネットワークに適合した規格となっています。
市場調査レポート: 世界のエネルギーハーベスティングおよびエネルギー貯蔵装置市場予測:第4版
Energy Harvesting and Related Energy Storage Devices: Worldwide Forecasts, Fourth Edition
http://www.gii.co.jp/report/dar124136-energy-harvest-tech.html
出版日: 2012年07月
発行: Darnell Group, Inc.
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/topics/EN11_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F