参考資料:US Press Release翻訳

●オラクル・コーポレーション、「Oracle® All-In-One」を発表
〜ソフトウェア、導入、管理のコスト全てをまとめて、単一価格で提供するサービスを提供開始〜

2003年1月21日「Oracle AppsWorld 2003」サンディエゴ発:
世界最大の企業向けソフトウェア会社であるオラクル・コーポレーション (NASDAQ:ORCL)は、ソフトウェア・導入・管理など、アプリケーションの構築に要する全てのコストを単一価格として提供する業界初のプログラム「Oracle® All-In-One」を開始することを発表します。「Oracle All-In-One」のアウトソーシング・モデルを利用することにより、顧客はアプリケーションやITの構築に要する正確なコストを、事前に把握することが可能になります。

ライセンス購入を含むソフトウェア・導入・システム管理・アップグレードなど、システム全体にかかるコストを試算することは困難です。顧客は可用性・パフォーマンス・セキュリティなど、アプリケーションの管理に要するコストを見落とす傾向があります。その結果として、システムにかかる総コストは、アプリケーションの購入価格を大幅に上回る場合がほとんどです。調査会社ガートナー・インクのリサーチディレクターであるブライアン・ズリムセク(Brian Zrimsek)氏は、以下のように述べています。「アプリケーションを所有し、管理する場合、年間のソフトウェアライセンス料の最大4倍程度までコストがかかることがあります。この場合、アプリケーションの運用管理に、5年間でライセンス料の20倍も費やすことになります。アプリケーションの所有コストは、企業のIT予算の中でも過小評価されていることが多く、最大で70%も低く見積もっている場合さえあります。」

オラクルは、「Oracle All-In-One」を構成する新サービスとして、「Oracle Outsourcing Accelerators」、 「Oracle Business Flow Accelerators」、「Oracle Upgrade Accelerators」を提供します。これらは全て、顧客がオラクル・アプリケーションの最新バージョンへの移行とオラクル・アウトソーシングの採用を、迅速かつ容易に実現することを目的に設計されています。

「Oracle Outsourcing Accelerators」は、顧客のシステムを最新バージョンの「Oracle E-Business Suite Outsourcing」へ4週間以内で移行するサービスです。本サービスは、移行に際して顧客のシステムを査定する、自動のアセスメントツールの提供が含まれます。アウトソーシングへの移行価格は、顧客企業のカスタマイズのレベルごとに異なります。

1月20日に発表した「Oracle Business Flow Accelerators」は、企業におけるビジネスプロセスの改善とROIの早期化を目的に設計されています。オラクル・コンサルティングは、「Oracle Business Flow Accelerators」を、「Oracle E-Business Suite」のビジネスフローに基づいて、事前にビジネスプロセスが定義された導入手法として提供します。また、「Oracle Business Flow Accelerators」のオプションである固定料金・固定サービスによる提供を選択することにより、顧客は導入におけるコストとリスクを低減することが可能になります。

「Oracle Upgrade Accelerators」は、「Oracle E-Business Suite」の最新バージョンへのアップグレードを、インターネットを利用して、迅速かつ低コストで実現する、オラクル・コンサルティングの導入手法です。「Oracle Upgrade Accelerators」を使用することにより、顧客は固定価格と固定サービスのメニューで構成するリストから、必要なアップグレード・サービスを選ぶことが可能になります。また、「Oracle E-Business Suite Outsourcing Migration」サービスを利用することにより、企業はコスト削減の最大化とビジネス上のリスク低減を実現することが可能になります。

●オラクルがアウトソーシング・サービスを拡大
〜障害復旧サービス「Oracle Disaster Recovery Outsourcing 」および、ISVが開発したオラクル・ベースのアプリケーションの運用・管理を開始〜

2003年1月21日「Oracle AppsWorld 2003」サンディエゴ発:
世界最大の企業向けソフトウェア会社であるオラクル・コーポレーション (NASDAQ:ORCL)は、オラクル・アウトソーシングのサービスを拡張し、「Oracle Disaster Recovery Outsourcing」の提供を開始することを発表します。また、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)の開発したオラクル・ベースのアプリケーションを、オラクル・アウトソーシングによる運用の対象とします。

「Oracle Disaster Recovery Outsourcing」は顧客のシステムを運用・管理・監視し、予想外のシステム停止の予防・検出・復旧を行う、アウトソーシング・サービスです。「Oracle Disaster Recovery Outsourcing」は、アプリケーションのソリューションとデータの同期化とを提供する、アウトソーシングの分野では初めてのサービスです。障害発生時には、2次サイトで元データとアプリケーションを最短2時間で復旧し、作動させます。さらにオラクルは、1次サイトと2次サイトおよび関連するネットワーク基盤を管理し、障害時を想定したテストを半年ごとに実施することで、システムの可用性を保証します。「Oracle Disaster Recovery Outsourcing」の提供価格は、「Oracle E-Business Suite Outsourcing」の1ヶ月あたりのサービス料金の半額、または最低1ヶ月あたり10.000 USドルからです。

また、オラクルを基盤にしたISVのアプリケーションを使用する顧客に対して、柔軟なプログラムを新たに提供します。オラクルは継続して、オラクルのデータセンターにおいて、顧客システムのハードウェアの運用や、オラクル・データベースとオラクル・アプリケーションにおける可用性・パフォーマンス・セキュリティなどの管理を行います。顧客がオラクル以外のデータセンターを選択した場合でも、オラクルは同レベルのサービスを提供します。外部のベンダーや自社内で開発した、オラクルのテクノロジーに基づくアプリケーションを使用する顧客は、これらのアプリケーションの管理を自ら行うか、認定された外部のベンダーやISVに管理を依頼するか、いずれかを選択することが可能になります。この柔軟なモデルにより、顧客はシステム・インテグレータやISVパートナーとの関係をさらに発展させていくことが可能になります。

●米国の7-ELEVEN Inc.が「Oracle E-Business Suite」をアップグレードして、サプライヤー・リレーションシップの改善とコスト削減を実現
〜大手コンビニエンスストアがオラクルの完全なソリューションにより、2,500種類の製品とサービスを管理〜

2003年1月21日「Oracle AppsWorld 2003」サンディエゴ発:
 世界最大の企業向けソフトウェア会社であるオラクル・コーポレーション (NASDAQ:ORCL)は米国の大手コンビニエンスストアである7-Eleven Inc. (NYSE:SE)が、ビジネスプロセスおよびサプライヤー管理の改善を目的として、「Oracle® E-Business Suite」を採用したことを発表します。

 7-Elevenはオラクルの会計アプリケーションとデータベースを5年間使用した経験を活かして、「Oracle E-Business Suite 11i」へアップグレードすることを決定しました。同社は既に、オラクルのソリューションを利用して、1日あたり約600万人の顧客および1万社のサプライヤーとの取引を管理しています。「Oracle E-Business Suite 11i」へのアップグレードで、7-Elevenはデータ入力の自動化および一元管理を推進し、サプライヤーとの取引分析をより優れた形で行うことが可能になります。7-Elevenは「Oracle iProcurement」および「Oracle Sourcing」で構成する、オラクルの調達ソリューションの導入を進めており、業務コストの削減と生産性の向上の実現を目指しています。

●EMCとオラクルが、「Oracle® E-Business Suite」の複製を簡素化するソリューションを提供
〜「Oracle E-Business Suite 11i」のユーティリティ・ツールと「EMC TimeFinder」との組み合わせにより、アプリケーションの複製に要する時間と労力を軽減〜

2003年1月21日「Oracle AppsWorld 2003」サンディエゴ発:
 EMCコーポレーションとオラクル・コーポレーションは、オラクルのアプリケーション環境を迅速に複製するソリューションを提供することを発表します。単一のストレージ・システム内でデータを複製できる「EMC TimeFinder」と、アプリケーション環境の構成を簡素化する「Oracle® Automatic System Configuration」(「Oracle AutoConfig」)との組み合わせにより、顧客はテスト、バージョンアップ、ビジネス計画、バックアップ・リカバリ、データウェアハウスのローディング、ハードウェアの移行などの際に必要な、アプリケーションの複製を容易に行うことが可能になります。EMCのソフトウェアとオラクルのユーティリティ・ツールが実現する本ソリューションは、「Oracle E-Business Suite」のアプリケーション環境を複製する際に発生する、時間とリソースのボトルネックを取り除きます。

EMCとオラクルが、本ソリューションをベストプラクティスとしてまとめた文書「Quickly Cloning Oracle Applications Release 11i with EMC TimeFinder and Oracle AutoConfig」は、http://www.emc.com/emc-oracle からのダウンロードが可能です。EMCとオラクルは、既に本ソリューションを25,000件インストールし、フォーチュン100社のうち90社に提供しています。

※本報道参考資料の日本における対応は未定です。あらかじめご了承ください。

■ 本件に関する報道関係お問合せ先:
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレート・コミュニケーションズグループ 広報担当:玉川/栃尾
TEL:03-5213-6144/6927
E-Mail:Takeo.Tamagawa@oracle.comMiki.Tochio@oracle.com

Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。
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