オラクル、通信・メディア業界向けCRMアプリケーション「Siebel Communications」の最新版を日本で提供開始

日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、代表取締役社長:新宅正明)と日本オラクルインフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区永田町、代表取締役:ディック・ウォルベン)は、通信・メディア業界向けのCRMアプリケーション「Siebel Communications」の最新版を本日より日本で提供開始することを発表します。

「Siebel Communications」は、通信・メディア業界のサービス・プロバイダーが、顧客を機軸に製品、価格、契約内容、取引や注文情報を統合管理することができるCRMアプリケーションです。特に同業界のニーズに対応したコンバージェント・サービス・オーダー(*1)やリコメンデーション(*2)などの機能が備わっており、世界で3,000社にのぼる導入実績を誇ります。昨今、日本国内でも通信・メディア業界各社の合併統合やサービスの多様化による企業間競争が激化する中、顧客のニーズに合致したサービスを迅速に提供することが競争優位に立つために必須となっています。このような動向を受け、同業界でもCRMアプリケーションへの需要が高まってきました。
*1 コンバージェント・サービス・オーダー:複数のサービスを統合して発注すること
*2 リコメンデーション:商品やサービスの推奨

「Siebel Communications」の最新版での主な機能強化は以下の通りです。
−コンバージェント・サービス・オーダー機能の強化:複雑な製品構成や料金プランに基づくサービス発注入力と検証における機能が強化されています。これにより、承認プロセス、商品やサービス間の互換性、年齢等の顧客情報に応じた制御を行う資格確認、与信情報や支払い情報に基づくサービス発注の検証が可能です。
−コンバージェント・バンドル機能:製品の定義とマーケティング・プロモーションの連携機能が強化されています。定義した製品やサービス群をマーケティング・プロモーション定義と連携させ、市場に展開することが可能です。
− リコメンデーション機能:アップセル(*3)やクロスセル(*4)の商機を特定し、適切な顧客に適切なサービスを適切な価格で提案する機能が追加されました。分析した顧客情報をもとに、各顧客に応じて動的に製品やサービス群のプロモーションを行い、アップセルやクロスセルを実現することが可能になります。
*3 アップセル:既存顧客により高品質なサービス、商品を販売すること
*4 クロスセル:既存顧客に他のサービス、商品を販売すること

また、技術基盤としてSOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)への対応を強化しています。これにより「Siebel」アプリケーションで入力されたサービス受注情報を請求・課金システムやプロビジョニング(*5)システムとの容易な連携が可能になります。
*5 プロビジョニング:回線設備の事前準備

●「Siebel Communications」概要
−提供開始日:2007年3月19日
−対応プラットフォーム:AIX, Solaris, HP-UX, Linux, Microsoft Windows
−お問い合わせ:Oracle Direct TEL: 0120-155-096

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 石川
TEL: 03-6238-8179 / FAX: 03-5213-6990 / E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press

*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

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