『「THE PLANET 3」PRECIOUS MOMENTS 高砂淳二 地球が輝く瞬間』 第9回(最終回):「Colors of the earth この惑星の色」を公開
株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:北端 秀行、東京都港区)は、自然写真家 高砂淳二氏によるスペシャルコンテンツ、『「THE PLANET 3」PRECIOUS MOMENTS 高砂淳二 地球が輝く瞬間』の第9回を、2020年3月4日(水)より公開します。
『「THE PLANET 3」PRECIOUS MOMENTS 高砂淳二 地球が輝く瞬間』は、2015年に公開された「THE PLANET」、2018年公開の「THE PLANET 2」に続き、自然の神秘に導かれ、撮影フィールドを広げてきた自然写真家 高砂淳二氏が、かけがえのない地球を巡り、自然の大切さを伝えるために撮影した作品を連載するスペシャルコンテンツ第3弾です。
全9回にわたってお届けする「THE PLANET 3」、最終回のテーマは「Colors of the earth この惑星の色」です。今回、ミラーレスカメラ「Z 7」、デジタル一眼レフカメラ「D850」を手に高砂氏が旅したのはアイスランドです。46億年ほど前に出来上がった惑星に永い年月を経て少しずつ生命が誕生し、そこに太陽の光があたることで大気も岩石も水も地衣類も、そのものが本来もっている色を発し、初めて美しい姿を見せ始めた地球。そうした原初の風景を見ているような気分に浸りながら、撮影旅行を続けました。
高砂氏の優しさと豊かさに包まれた独自の世界観を、ニコンのテクノロジーによる高精細な画像で表現した作品の数々をご鑑賞ください。
●高砂淳二氏よりコメント
今回は、アイスランドをキャンピングカーで一周しながら撮影した。ガソリンの消費はしょうがないとしても、極力プラスチックゴミを出さないよう、買い物や食事を含む、丁寧な生活を心掛けて旅をした。生活が質素になるほど、どういうわけか見るもの感じるものに愛しさが増すような気がした。
先日、観測史上初めて南極の最高気温が20度を超えたことをニュースで聞いた。変化しながら宇宙を巡り続けてきたこの惑星は、いよいよ新しい局面に入ってしまったのだろうか。「THE PLANET 3」の撮影を通し、地球が生きていること、そして僕らと一心同体であることをあらためて感じ、その感覚をなるべく多くの人に伝えたいと思った。
プロフィール
高砂 淳二(たかさご じゅんじ)
自然写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。ダイビング専門誌の専属フォトグラファーを経て1989年に独立。世界中の国々を訪れ、海の中から生き物、虹、風景、星空まで、地球全体をフィールドに撮影活動を続けている。著書は、最新刊の、「PLANET of WATER」(日経ナショナルジオグラフィック)をはじめ、「night rainbow ~祝福の虹」「LIGHT on LIFE」「ASTRA」「虹の星」「Children of the Rainbow」「free」「BLUE」「life」(以上 小学館)、「Dear Earth」「そら色の夢」「南の夢の海へ」(以上 パイインターナショナル)、「クジラが見る夢 ~ジャック・マイヨールとの海の日々~」(共著・七賢出版)ほか多数。写真展多数開催。海の環境NPO法人“OWS”理事。自然のこと、自然と人間の関係、人間の役割などを、トークショーや、テレビ、ラジオ、雑誌などを通して幅広く伝え続けている。