つらい症状、医師にどう言えば伝わる?

患者が病状を把握し、適切な治療を決めるためには

(執筆:林幸奈)

「今日はどうされましたか」そう言われても、なにから伝えたらいいのかわからない。診察が終わってから、あれも言った方がよかったかな……と、気になることを思い出す。病院に行く際、なにを話せばいいのかわからなくなった、という経験はありませんか?

病院にかかる患者が意識する、「新医者にかかる10箇条」があります。

  

医師に症状が伝わりやすくなるには?

医師は患者の話を聞いて、治療方法を考えていきます。ここで話の食い違いがあると、誤診や症状の悪化につながります。

また最近では、事前にインターネットで情報を集める人も多いようですが、知識のない私たちが自分にあった情報を集めるのは難しいものです。短い診察時間でもしっかり必要な情報を伝えるため、できることを考えましょう。

   

医師の指示はすべて受け入れなくてもいい?

インフォームド・コンセントとは「説明を受け、納得したうえでの同意」です。

これにより薬や治療の必要性がわからない、患者が途中で服薬をやめてしまう、というケースを避けられます。

現在は説明と同意があってから、治療がはじめられるようになっています。その場で決定せず、持ち帰って家族と相談して決めることも可能です。その際は、家族も納得できる説明が求められます。どう治療するのかを決めるのは医師ではなく、患者自身なのです。

  

この記事のまとめ

・病院に行く前に、伝えたい症状や、医師に質問したいこと具体的にまとめておく
・治療には「説明を受け、納得したうえでの同意」が必要
・医師の話を聞き、わからないことは質問する
・治療や症状について、理解を深めよう

  

【今回のコメンテーターからのご意見】

・内藤 政人(ないとう・まさひと)
『だから、医者は病気を治せない【電子書籍版】』 の著者。内藤クリニック院長。

ヒトの一生は食べ、動き、休む、の繰り返しで、古今東西の養生訓は食事・運動・睡眠を強調している。三者を等閑にすると、降り注ぐストレスの雨に老化現象が加わり、身体不調や検査値異常を招く。

医師にかかるのは症状出現直後のことも、症状の持続反復後のこともあるが、小児は何も語らないし、救急搬送では症状を走り書きする余裕もない。長々と症状経過を書きとめての受診は、得てしていわゆる病気不安症(心気症)のことが多く、自分の辛さを何とか理解して欲しいという願望の表れであろう。

 

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