キユーピーみらいたまご財団 第9回「地域の居場所づくりサミット」開催&「2022年度の助成事業」募集中
こんにちは。 公益財団法人キユーピーみらいたまご財団 事務局です。
「食」に関わる社会課題の解決に貢献するため、2017年4月に『キユーピーみらいたまご財団』を設立し、食育活動や子どもの貧困対策などに取り組む団体への寄付を中心とした支援活動を行っています。
キユーピーみらいたまご財団では「地域の居場所づくり」と題して年に2回サミットを開催しています。
11月6日(土)に第9回「地域の居場所づくりサミット」をオンラインにて実施しました。毎回参加希望が多数のため、今回は午前の部・午後の部の2回開催とし、約140名の皆さんにご参加いただきました。
第1部では、11月1日より応募受付を開始している2022年度助成内容と申請方法を動画で紹介しました。
また、農林水産省 消費・安全局 消費者行政・食育課 行政専門員である鶴岡佳則理事から「居場所における食育」と題して講演していただきました。
「コロナ禍で家庭での食事が増えたことでコミュ二ケーションが取れるようになり、若い世代も家庭で食事をとるようになった。食育推進のチャンスと捉えられる反面、家事の負担が増え、子育てする人には負担も大きかったようだ。また、地域の支えが重要と考える人が増えてきており、子どもの体験は心の健康に関係しているとの見方もあるようです。」
コロナ禍を経験し「食」に対する意識も大きく変動していること、更には人とのつながりも重要視されているように感じました。
第2部では、全国食支援活動協力会 専務理事の平野覚治様から、コロナ禍にける子ども食堂について興味深いアンケート結果の報告をいただきました。
その後、4~5人のグループに分かれて交流会を実施。社会課題に関心のあるキユーピーグループの従業員も多数参加しました。
<交流会に参加した財団選考準備委員の感想>
1部、2部ともに講演会では子ども食堂の現状を数値で教えていただき、子どもの居場所の重要性、活動内容を詳しく知ることができました。
交流会では地域も活動状況も異なる参加者が集まり、活動に対する想いや悩みの共有、新たな角度での意見交換ができ、皆さんの熱い温かい想いを知ることができました。そして子どもの居場所を作るには改めて、地域との連動、人と人との直接のかかわりが大事であるということ、また今回のような情報交換をする場所が発展に繋がっていくと強く感じました。
コロナ禍においても活動されている団体の皆さんの生の声は社会課題を実感させられ、一人ひとりができる何かを考えさせられるきっかけになったのではないかと思います。
キユーピーみらいたまご財団は「食」の社会課題の解決に向けて今後も活動していきます。
今回の第9回「地域の居場所づくりサミット」の内容は財団のホームページから「動画」でご覧になれます。
●募集期間:2021年11月1日(月)〜11月30日(火)
●2つの助成プログラムを設けています。
・助成プログラムA 『食育活動支援』
・助成プログラムB 『食を通した居場所づくり支援』 『スタートアップ助成』 『新型コロナ禍対応特別助成』