マレットジャパン3月18日開催アートオークション アンディ・ウォーホル、ジャクソン・ポロック、 関根伸夫、ロッカクアヤコなど コンテンポラリー・モダンアート全237点が出品
マレットジャパン モダン&コンテンポラリーアートオークションが3月18日14時より東京都江東区にて開催されます。
世界各国からの美術作品を237点取り揃えています。
今セール注目作品、ひとつめはジュリアン・オピー。
3月のセールでは合計4点の作品が出品となっていますが、中でもSara Dancing in Sparkly Topは点と線で抽象化された女性がレンチキュラーパネルに描かれた作品です。レンチキュラーとは見る角度によって絵柄の変化や立体感が得られる印刷技法で、絶え間なく変化する図が興味深い作品です。
次に注目したいのは、今井俊満のキャンバス作品です。
美術評論家ミシェル・タピエとの交流からヨーロッパにおけるアンフォルメル運動を日本へ紹介した功績が語られる作家ですが今回出品される作品は1961年作、日本とフランスを行き来しながら活発な制作活動をしていた時代のものです。厚く塗り重ねられた色鮮やかな顔料が目をひく一点です。
出品の度に国内外から人気が高いロッカクアヤコ、今セールでは少女と猫が大きく描かれたカラフルで可愛らしいキャンバス作品が出品されます。約100cm四方のこちらの作品は2018年にアムステルダムで行われた個展にて展示された1点、世界各国からの入札が期待されます。
そしてパブロ・ピカソ「花を摘む人」。凸版技法の1種であるリノカットによって制作された本作は朱色と黒のコントラストが美しく、1960年代前半の作品ながら版面の状態も鮮明です。国内オークションでの流通は珍しい作品の為、大変貴重な機会となります。
最後に紹介するのはジャクソン・ポロックによる版画作品「無題(P14)」です。ポロックは抽象表現主義を代表する画家のひとりですが、マレットオークションで取り扱うのは今回が初めてとなります。
本作は1944年に実験的に制作された11の版画の一つが元になっており、抽象とも具象とも見えるイメージや、その後アクションペインティングの布石となるオートマティスム(自動筆記)への興味が垣間見える作品です。
これら注目作品にとりあげた以外にもヒロイン画を描くBackside works.が初出品、近年オークションでの人気が顕著な金東囿ほか、ミスタードゥードゥル、草間彌生、村上隆など全237点が出品となります。
オークション開催は2021年3月18日(木)14時~。
事前入札・電話入札の申し込みは3月17日(水)まで受け付け可能。
オークション参加に際して会員登録はマレットジャパンHPから随時受付中。
マレットジャパンのSNSアカウント(Instagram/Twitter/Facebook/LINE)では最新情報を随時更新中。
●オークション詳細
オークション開催日 : 2021年3月18日(木)14:00~
下見会日時 : 2021年3月15日(月)10:00~18:00
2021年3月16日(火)10:00~18:00
2021年3月17日(水)10:00~15:00
会場 : マレットジャパンオークションハウス
所在地 : 東京都江東区東陽3-22-6
会社HP : https://mallet.co.jp/
お問い合わせ : info@mallet.co.jp
感染症拡大防止の為、可能な限り書面及び電話入札でのご参加をお願い致します。
外部サイトInvaluable(英語のみ・追加手数料5%)でのオンラインライブ入札もご検討ください。
体調のすぐれない方はご来場をお控え下さい。また会場にお越しの際はマスクの着用・咳エチケットの徹底をお願い致します。ご来場に際し検温にご協力頂く場合がございますのでご了承下さい。
皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
●会社概要
マレットジャパンは日本有数の美術品専門オークション会社です。
近代から現代の美術品を中心に扱い、オークションの企画、運営を行う他、東京の自社会場で年間4-5回のオークションを開催しています。
2005年創業時から国内でいち早く海外マーケットの拡大を実現し、国内はもちろん欧米からアジアまで世界各国でお客様と大切な絆を築き上げてきました。
今後も当社は「公正かつ誠実」という経営理念のもと、誇りを持って「確かなもの」をお届けしてまいります。