CO2水素化反応によるメタノール合成に特化した固体触媒の開発指針【JPIセミナー 6月10日(金)開催】

2022-05-09 11:00

【会場受講】又は【ライブ配信受講】をお申込の場合は、セミナー終了3営業日後から、4週間何度でもアーカイブもご視聴いただけます。

日本計画研究所は、茨城大学大学院 理工学研究科(工学野) 物質科学工学領域 助教 多田 昌平 氏を招聘して下記の通りセミナーを開催いたします。
◆セミナー終了後(アーカイブご視聴後)、講師へのご質問やお取次ぎもさせて
 いただきます。
◆講師やご参加者同士での人的ネットワークが構築され、新たなビジネスの創出
 に、大変お役立ていただいております。

ゼロエミッション達成に向けた

CO2水素化反応によるメタノール合成に特化した固体触媒の開発指針

〔講義概要〕

日本政府が掲げた「2050年に温室効果ガス排出実質ゼロ(ゼロエミッション)」の目標を達成するため、革新的な技術の開拓が求められている。講演者は、再生可能エネルギーを活用することでCO2をメタノールにアップグレードする固体触媒の開発を行っている。本触媒開発の目的は、現在化石資源で賄ってきた燃料・化成品をCO2起源物質に置き換え、持続可能な社会を実現することにある。メタノールが様々な化学物質合成の起点(たとえば低級オレフィンや芳香族)として有望であることを踏まえると、本触媒開発はCO2からC2以上の有用化合物(燃料を含む)を合成する試みの足掛かりとして重要である。本セミナーでは、CO2を効率よく変換する固体触媒に必須な要素・技術について、実例を示しながら解説する。

〔講義項目〕

1.メタノール合成の意義と課題
 (1)CO2を効率的に燃料・化学品に変換する革新的プロセスの創成
 (2)CO2メタン化反応とメタノール合成反応の比較
 (3)CO2水素化によるメタノール合成プラント
2.固体触媒
 (1)触媒とは
 (2)固体触媒の設計
 (3)反応場制御
3.報告されているメタノール合成触媒の概説
 (1)触媒開発の課題
 (2)Cu触媒
 (3)その他の触媒
4.講演者が行ってきた触媒開発の実際
 (1)表面化学的手法を用いた反応機構の解明
 (2)反応機構に立脚した触媒の開発
 (3)工業応用を見据えた触媒の連続合成:火炎噴霧熱分解法
5.次世代型メタノール合成触媒とは:低圧条件でできること
6.関 連 質 疑 応 答
7.名 刺 交 換 会 
■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心くださいませ。

〔講  師〕

茨城大学大学院 
理工学研究科(工学野) 物質科学工学領域
助教
多田 昌平 氏

〔開催日時〕

2022年06月10日(金) 16:30 - 18:30

〔会  場〕

JPIカンファレンススクエア
東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
TEL:03-5793-9761
FAX:03-5793-9766

〔参 加 費〕

▶︎【会場 または ライブ配信受講】
 1名:33,990円(資料代・消費税込)
 2名以降:28,990円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
▶︎【アーカイブ配信受講のみ】
 1名:33,990 円 (資料代・消費税込)


〔詳細・申し込み〕

〔ライブ配信・アーカイブ配信について〕

【お問合せ】

JPI 日本計画研究所
〒106-0047東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
TEL.03-5793-9761  FAX.03-5793-9766
URL  https://www.jpi.co.jp

【株式会社JPI(日本計画研究所)】

“「政」と「官」と「民」との知の懸け橋”として国家政策やナショナルプロジェクトの敷衍化を支え、国家知の創造を目指す幹部・上級管理職の事業遂行に有益な情報をご参加者を限定したリアルなセミナーという形で半世紀、提供し続けています。

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