数学がテーマの32時間イベント 「MATH POWER 2018」に3年連続で数学の問題を提供

公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海)は、2018年10月6日(土)から7日(日)にかけて六本木ニコファーレ(東京都港区)で開催される「数学と社会の関わり」をテーマにしたイベント「MATH POWER 2018」(主催:株式会社すうがくぶんか(所在地:東京都新宿区、代表取締役:瀬下大輔)、和から株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:堀口智之)、アスキードワンゴ(所在地:東京都中央区))に、3年連続で特別協力いたします。

「MATH POWER 2018」ロゴ

「MATH POWER 2018」特設サイト: http://mathpower.sugakubunka.com

2日間通しで開催される「MATH POWER 2018」はユニークな企画がもりだくさん

「MATH POWER 2018」は、「数学の楽しみ」や「数学と社会の関わり」とは何かを一緒に考えようという意図で企画されたイベントで、2日間通しで行われます。本イベントでは、会場に設置した最大のマルチナンプレ・パズルを来場者が解いていくギネス世界記録(TM)への挑戦や32時間ひたすら手計算を続けて円周率を求める耐久企画などが予定されています。また、「仮面ライダービルド」で使われた物理学・数学に関する講演や、VR(バーチャルリアリティ)と数学についての講義、数学ファンの間で話題の「素数大富豪」など、数学に関するさまざまな企画が用意されており、まさに数学づくしの2日間となります。

当協会は今年も「数学の決闘」企画に数学の問題を提供

2日めの10月7日(日)に行われる「数学の決闘」企画は、ルネサンス時代のイタリアで実際に行われていた数学の問題による決闘を現代によみがえらせるというものです。大学生・高校生・社会人が年齢・性別問わず参加することから「無差別級数学バトル」として毎年白熱した戦いを繰り広げています。当協会は3年連続で、この企画に厳選した数学の問題を提供いたします。

イベントの模様は「ニコニコ生放送」で生中継!コメントには数式が書き込み可能に

イベントの模様は、株式会社ドワンゴが提供する動画サービス「niconico」内の生放送システム「ニコニコ生放送」で生中継されます。また、生中継画面に表示される視聴者コメントでは、数式が入力できるTeX(テフ)書式で数式コメントが書き込めるようになります。そのため、会場まで足を運べない方々もインターネット上で広くイベントに参加できる仕組みになっています。

当協会は、本イベントが盛り上がるよう、また、参加される方々が熱く数学について議論をくり広げられるよう選りすぐりの問題を提供し、「数学の秋」をお届けします。

「MATH POWER 2018」開催要項

イベント名称: MATH POWER 2018
主催    : 株式会社すうがくぶんか、和から株式会社、アスキードワンゴ
特別協力  : 株式会社タイムインターメディア、公益財団法人 日本数学検定協会
開催日時  : 2018年10月6日(土)12:00~10月7日(日)20:00
        (途中退出・再入場可)
会場    : 六本木ニコファーレ
        (東京都港区六本木7-14-23 ラウンドクロス六本木地下1階)
出演    : 関真一朗/辻順平/白石直人/
        よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属、現役高校数学教師
        タカタ先生/渡辺澄夫/橋本幸士 ほか ※順不同・敬称略
参加費   : 両日ともに1,000円(税込) ※1日ごとのチケット販売となります。
視聴URL   : http://live.nicovideo.jp/gate/lv314662902
特設サイト : http://mathpower.sugakubunka.com

「MATH POWER 2018」タイムスケジュール

●10月6日(土)
11:00~12:30  オープニング
12:00~翌20:00 耐久企画「再挑戦!円周率を求めよ!」
12:00~翌20:00 最大のマルチナンプレ・パズル ギネス世界記録(TM)に挑戦!
12:30~14:00  対談「インテジャーズ イン 仮面ライダービルド」
14:00~15:30  講演「仮面ライダービルドの物理学」
15:30~16:30  講演「レムニスケートから楕円関数へ」
16:30~17:30  意欲的な中高生に贈る数学の話題 ~数理空間トポスより~
17:30~19:00  ビブリオマテマティカ 数学に目覚めるための数学書
19:00~20:00  ビジュマス!~見る数学~
20:00~21:00  VR×数学 ~新しい数学発信のカタチ~
21:00~23:00  フィールズ賞&チャーン賞が分かりたい
        ~ほんの少しの理解を目指して~
23:00~24:00  タカタ先生のお笑い数学教室 ~よしもとが生んだ最高の数学者
翌00:00~05:30 素数大富豪 世界の片隅で大ブレーク中

●10月7日(日)
08:30~09:30 数学の決闘 供養
09:30~12:00 数学の決闘 予選
12:00~13:30 数学に目覚めた頃 ~ちょっと変わった数学発信者の生態~
13:30~15:00 講演「数学と実世界が出あうとき」
15:00~16:00 講演「深層学習と時空」
16:00~18:00 数学の決闘 決勝
18:00~20:00 ロマンティック数学ナイト ~ニコニコ生放送出張バージョン~

実用数学技能検定について

「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は560万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。

【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。

法人概要

法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水静海(帝京大学教育学部教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長  : 甘利俊一(理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立  : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
      (2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
      (3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
      (4)数学の普及啓発に関する事業
      (5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL   : https://www.su-gaku.net/

※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。

「MATH POWER 2017」数学の決闘 予選の様子1
「MATH POWER 2017」数学の決闘 予選の様子2
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