「量子ドット (2016~2026年):用途・市場・メーカー」 - 調査レポートの販売開始
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「量子ドット (2016~2026年):用途・市場・メーカー」 (IDTechEx Ltd.発行) の販売を10月29日より開始いたしました。
量子ドットは1980年代には発見されていましたが、実用化への道のりは遠く、この3年間にようやくLCDスクリーンなどの分野で脚光を浴びるようになりました。両氏ドットは半導体の一種として光ルミネセンス性があり、LCDの発色を改善する効果がありますが、さらに電界発光 (EL) 効果もあることから、今後は量子ドットLED (QLED) としての利用も予想されています。量子ドットの世界市場は、本格的な実用化に伴って急速に成長し、2026年には110億米ドル以上に達すると見られています。
当レポートでは、世界の量子ドット関連 (各種機器・材料) 市場について分析し、量子ドットの様々な種類や特性、実用上の諸問題、様々な分野での活用状況と今後の見通し、主要メーカーの事業展開状況、市場規模の動向予測などについて調査・考察しております。
第1章 イントロダクション
●量子ドットとは何か
●コロイド量子ドット
●様々な種類のコロイド量子ドット
●量子ドットの定型的構造
●量子ドットの光ルミネセンス
●量子ドット
●炭素量子ドット (CQD)
●グラフェン量子ドット
第2章 量子メーカー
●量子メーカー材料メーカーの一覧 (32社)
●関心事項
●最大手企業はどれか?
●上場企業の株価
●重金属を使用する理由
●Dow Electronic Materials
●StoreDot
●UbiQD
第3章 特許の問題
●早期の特許取得の重要性
●ケーススタディ:Evident
●Nanoco 対 Nanosys
●知的所有権 (IP) の取得
第4章 環境面・健康面の問題
●RoHS規定によるカドミウム使用
●免状期間の期限
●ディスプレイ内部に含まれているカドミウムの量
●集中的なロビー活動
●リン化インジウムはより安全な代替策となるのか?
第5章 市場予測
●量子ドット装置の出荷台数 (単位:100万台)
●量子ドット装置の市場収益額 (単位:100万米ドル)
●量子ドット材料の出荷量 (単位:kg)
●量子ドット材料の市場収益額 (単位:100万米ドル)
●TVの出荷台数:技術方式別
第6章 生命科学への応用
●蛍光タグとしての量子ドット
●画像の事例
●有機染料に対する優位性
●吸収量/排出量の比較
●学術研究の主なマイルストーン
●量子ドット利用の様々なアプローチ
●事例:酵素の活動のモニタリング
●Zymera:生体イメージング
第7章 液晶ディスプレイ (LCD) への応用
●LCD内部のLEDバックライト・ユニット
●蛍光体の量子ドットとの置換
●3種類の統合アプローチ
●各アプローチの比較
●新しいアプローチはこちらになるのか?
●ドットの保護
●QD VisionのColor IQ
●NanosysのQDEF film
●3MがディスプレイメーカーにQDEFフィルムを販売
●LMS
●大日本印刷 (DNP)
●Qlight (Merck)
●サマリー:: Edge optic vs Film
●色彩の規格の概略
●LEDブラックライトによる発色効果の抑制
●量子ドット無しでのRBGの100%達成
●2020年時点での課題
●新たな蛍光体との競合
●有機EL (OLED) との競合
●ソニー:最初の実用化
●ソニーのトリルミナス・モデル (Triluminos model、2013年)
●量子ドット付き小型・中型ディスプレイ
●Samsung SUHD
●LG ColorPrime
●TCLのカラーIQ付きTV
●Color IQ からの追加モデル (2015年)
第8章 発光型ディスプレイへの応用
●QLED:量子ドットLED
●OLEDに対する主な優位性
●比較:OLED用材料 vs. 量子ドット
●QLEDの急速な改善
●Nanophotonica
●Samsungの最初の「フルカラー」QLEDディスプレイ
●QD Visionからの進歩
●ZnSe
●シリコンQDからの白色・青色発光
●寿命の短さ
●プリンテッドディスプレイ
●プリンテッドOLEDの進化
●Kateeva
第9章 照明への応用
●高い色調指数 (CRI) の達成
●NexxusのR30電球
●Lumeon
●Pacific Light
●Nanoco
●Osram
●昨今の事業協力:Marl Partner
●オンチップ・ソリューションへの未知
●発光範囲の狭さに関する問題
第10章 太陽光発電
●太陽光発電 (PV) 市場にいる数多くの競合技術
●まだ初期段階にある量子ドットPV
●効率性の比較
●量子ドットPVのSWOT分析
●量子ドットPV技術の最新分析
●業界の緩慢な動き
●Solterra
●Magnolia Solar Corporation
●QD太陽熱集光器 (UbiQD - Los Alamos)
●QD太陽熱集光器の利点
第11章 センサー
●InVisageの量子フィルム
●シリコンとの比較
●ハイブリッドCMOSセンサーに向けた、TSMCとの提携
●光学・赤外線センサー
●NikkoIA
第12章 その他の用途
●水素の生産
●可視光による光触媒
●サンスクリーン
●レーザー
●量子チップ分光計
【商品情報】
量子ドット (2016~2026年):用途・市場・メーカー
Quantum Dots 2016-2026: Applications, Markets, Manufacturers
● 発行: IDTechEx Ltd.
● 出版日: 2015年10月21日
● ページ情報: 138 Slides
【当レポートの詳細目次】
http://www.gii.co.jp/report/ix342254-quantum-dots-applications-markets-manufacturers.html
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