蛍光灯の廃止で爆発的な成長が見込まれる世界の直管型LEDランプ市場
株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社ElectroniCastが発行した報告書「General Lighting LED Tube Lamps Global Market Forecast 2012-2022 (世界の一般照明用LED管形ランプ市場予測)」の販売を開始しました。
金額ベースでみた直管型LEDランプの消費量は2012年、1億9400万ドルに上りました。ElectroniCast Consultantsの報告書によると、今後の年平均成長率は23%(2012~17年)、34.2%(2017~22年)が予想されており、2022年の消費量は23億7000万ドルに達すると見込まれます。
市場シェアにおいては向こう数年間、アメリカ地域が主導的立場を維持するとみられます。しかし、その後は再び、アジア太平洋地域(APAC)が再びその立場を取り戻す見通しです。一方、欧州・中東・アフリカ地域(EMEA)はこれら2地域に比べ、直管型LEDランプへの切り替えが遅いペースで進むと予想されていますが、いずれは最も高い成長速度をみせるようになると予想されます。
ElectroniCast ConsultantsのLED関連部門の主席アナリスト、Stephen Montgomery氏は、「白熱ランプに比べ、半導体ランプ(SSL)は低温の可視光を発する。さらに半導体の特徴として、衝撃や振動により強く、耐久性があり、寿命が大幅に長い。つまり、維持管理費や労働費が抑えられる」と説明しています。
「半導体」とは、LEDの光は個体から発せられているということを意味します。真空管やガス放電管を使う従来の白熱電球や蛍光灯とは異なり、動くもの、あるいは絶縁や破裂、粉砕、漏れ、環境を汚染し得る物質を含まない、「半導体のブロック」から光が発せられるのです。
2022年まで、商業および工業分野における一般照明用の電球市場では、直管型LEDランプが現状どおりの大幅なシェアを維持すると見込まれます。直管型LEDランプの世界的な消費量については、各国政府が統制する一般照明分野において、大幅な成長が予想されています。
市場調査レポート: 世界の一般照明用LED管形ランプ市場予測
General Lighting LED Tube Lamps Global Market Forecast 2012-2022
http://www.gii.co.jp/report/el270634-general-lighting-led-tube-lamps-global-market.html
出版日: 2013年05月15日
発行: ElectroniCast
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