集合住宅向け住戸玄関用電気錠リーダ(RDML-B02/04) 「2021年度グッドデザイン賞」を受賞
美和ロック株式会社(東京都港区、代表取締役社長 川邉 浩史、以下 美和ロック)が、集合住宅向け住戸玄関用電気錠リーダ(RDML-B02/04)で、このたび2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
認証方式の違いで複数存在したリーダデザインを1つに統合し、シンプルかつ高級感を持たせたことが、高く評価されました。また、スマートフォンアプリ(BLE通信)での施解錠が可能となったことで、スマートシティ構想(Society5.0)にも適合する製品となりました。
製品名称
RDML-B02/04
製品概要
集合住宅の住戸玄関で使用する電気錠のリーダ。
タッチセンサーを採用し物理的なボタンを無くし、住戸玄関のデザインと調和するコンパクトさ、シンプルさ、スタイリッシュさを追求した。
1つのリーダでハンズフリー、非接触ICタグ、非接触ICカード、スマートフォンアプリの複数認証方式に対応し、家族間で様々な方式を選択できる。
プロデューサー
美和ロック株式会社 木下 琢生(執行役員 商品開発本部長)、田島 英幸、船守 進一
ディレクター
美和ロック株式会社 加治屋 京司
デザイナー
美和ロック株式会社 福田 雅史
製品を実現した経緯と成果
デザインの課題は住戸玄関の空間デザインでノイズとならないようにすること。そのため認証方式の違いで複数あったリーダデザインを1つに統合し、シンプルかつ高級感を持たせた。多様な認証方式のアンテナの配置や基板設計を見直し、調整の試行錯誤の末に1つのコンパクトな筐体としてまとめることができた。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
電気錠の認証方式の違いからくるユーザビリティの問題に正面から向き合って製品開発を行っている。インターフェイス機器として、できるだけ多くの認証方式に対応した規格におけるユニバーサル化と、機器を設置環境に同化させるソリッドで控えめな機器形態、そして機能表示系統をシンプルに一つの筐体内で実現している点を評価した。
ウェブサイト
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/