合成生物学の世界市場は、2016年に108億米ドル規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、BCCリサーチが発行した報告書「Synthetic Biology: Emerging Global Markets (合成生物学:新たな世界的市場)」の販売を開始しました。
合成生物学の世界市場は、2011年に16億米ドル規模を超え、その後、複合年間成長率(CAGR)45.8%で拡大し、2016年には108億米ドルに達すると予想されています。
世界の合成生物学市場は、イネーブリング技術及び製品、コア製品そして応用製品の3つの部門に分類されます。
イネーブリングテクノロジおよび関連製品は、合成生物産業の発展をけん引する原動力として利用されています。
標準DNAパーツ、合成遺伝子、そして有機シャーシ生成などのコア製品および技術は、細胞工場やシステムが応用製品を生産するための主要なツールとなっています。
合成生物学の応用製品は、医薬、診断、化学薬品、バイオ燃料そして農業といった大きな下流市場機会を標的としています。これらの下流市場には、それぞれ年間何百億ドルもの市場価値があります。
応用製品は、最大の市場部門で、2011年には14億米ドル規模となり、その後CAGR 46.5%で成長し、2016年には95億米ドル近くに達すると予想されています。
イネーブリングおよびコア製品の市場価値は、それぞれ2011年には1億1,090万米ドル、1億2,680万米ドルとなり、その後42.6%及び40.7%で成長し、2016年には6億5,370万米ドル、6億9,880万米ドルに達する見通しです。
合成生物学の発展に影響を受ける産業の企業にとって、多くの潜在的なアプリケーションを仕分けし、製品開発に注力するために、近い将来の商業機会を特定することが重要です。
当報告書は、企業が製品機会の優先順位を付け、戦略的計画に向けた確かな組織を構築するために有効です。
市場調査レポート: 合成生物学:新たな世界的市場
Synthetic Biology: Emerging Global Markets
http://www.gii.co.jp/report/bc224398-synthetic-biology-emerging-global-markets.html
出版日 2011年11月
発行: BCC Research
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/bio_report.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F