おウチ時間を子どもと一緒に楽しめるアートを取り入れた無料プログラムを公開中 ー札幌国際芸術祭2020特別編 ー

お家の中をちょっと違う目線で見てみよう!

札幌国際芸術祭実行委員会では、12月19日よりスタートした「札幌国際芸術祭2020特別編」の一環として、SIAF2020キュレーターとしてアートメディエーションを担当するマグダレナ・クレイスが中心となり、子ども・ファミリー向けに企画・製作したプログラムをWebサイトで無料公開しています。
冬休みのお家で子どもと家族と過ごす時間にぴったりのプログラムです。

新しい気付きや発見を促し、対話を生み出す「アートメディエーション」

SIAF2020では芸術祭と多様な鑑賞者をより良い形でつなぐ試みとして「アートメディエーション」を取り入れていました。アートメディエーションは、さまざまな実践と活動を通じて、作品や展覧会をきっかけとした対話やつながりを生み出そうとする取り組みです。
新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し中止になった中でも、アートメディエーションを体験してもらえる機会として今できるプログラムを考えました。

聴いて、感じて、楽しいオーディオガイド

お家の中で楽しむ音声ガイドは、約15分ほどの音声を、パソコンやスマートフォンから再生して楽しめます。「周りから聞こえてくる音をじっくり聞いてみましょう」「この音を聞いて何を思い出しますか?何をしているところでしょう?」「丸い形をしたものを探してみてください」といった、ナビゲーターの声や、いろんな「音」が聞こえてきます。ナビゲーターの案内に沿って行動したり思考を巡らすことで、日常の中に新しい発見を促します。

指で小さな窓をつくり、お家の中をじっくり観察してみよう
指で小さな窓をつくり、お家の中をじっくり観察してみよう

ワークブック「うんとね from さっぽろ」

ワークブック表紙
ワークブック表紙
ワークブックの表紙の穴で定規をつくります
ワークブックの表紙の穴で定規をつくります
「うんとね」と一緒に札幌を巡ります
「うんとね」と一緒に札幌を巡ります

このワークブックは、SIAF2020のテーマである「Of Roots and Clouds:ここで生きようとする」から、「根/ルーツ」と「雲/クラウズ」という2つの視点で札幌のまちを見てみるものです。イラストはポーランド在住のイラストレーター、パヴェル・ミルドネルが手掛けました。
SIAF2020公式キャラクター「うんとね」と共に、「さっぽろテレビ塔」「モエレ沼公園」「藻岩山」など札幌のまちを旅しながら、ブック特製の雲型定規を使い、自由に描き込んでブックを完成させます。
ワークブックは市内各所で配布(5,000部限定)するほか、SIAF2020特別編のウェブサイトでダウンロード版を公開しており、自宅でプリントして楽しむこともできます。

オンラインを中心にさまざまなコンテンツを公開中

アートメディエーションプログラムでは、この他にも、各々が撮影した「Roots/根・ルーツ」「Clouds/雲」の写真をインスタグラムでシェアするプロジェクト「みんなの・みんなで『Of Roots and Clouds』」を12月1日より実施中。さらに、彫刻家イサム・ノグチがデザインしたモエレ沼公園にあるガラスのピラミッドや遊具など、不思議な「かたち」をモチーフにしたオリジナルゲームも開発中です。
「札幌国際芸術祭2020特別編」は2021年2月14日まで、SIAF2020参加アーティストがどのような作品を構想・企画していたのかを語るインタビュー動画や、インターネット上のバーチャル空間でSIAF2020に出展予定だった作品やそのアイデアを鑑賞することができるスペシャルコンテンツを、公式サイトにて公開しています。