「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」8年連続受賞

北海道北見工場の省エネ活動と地域に根ざした環境保護活動が評価され選出

京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、北海道北見工場(北海道北見市)において、環境省が実施する「平成29年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰(対策活動実践・普及部門)」を受賞しましたのでお知らせいたします。
同表彰は、環境省が地球温暖化対策を推進する一環として、平成10年から毎年、地球温暖化防止月間にあたる12月に、地球温暖化の防止に顕著な功績のあった個人や団体をたたえるものです。当社は、平成22年度から今回まで8年連続で受賞しており、同表彰における最多連続受賞となります。
北海道北見工場は、地元行政である北海道北見市の推薦によりエントリーを行い、太陽光発電システムの活用による創エネとCO2排出量の削減、高効率機器の導入や排熱を有効活用した省エネ活動のほか、地元小学生を対象とした環境出前授業の実施など、地域に根ざした環境保護活動が総合的に評価されました。
京セラグループは、今後も環境に配慮した製品を提供するとともに、エコロジー(環境性)とエコノミー(経済性)の両立を追求しながら、地域社会の発展と地球環境の保護に貢献する活動を積極的に推進してまいります。

主な取り組み内容

1.太陽光発電システムの活用による創エネ
北海道北見工場では、現在、工場の敷地内や屋根に計640kWの太陽光発電システムを設置しています。年間発電量は、一般家庭の約242世帯分※に相当する約787,154kWh/年で、約530t/年のCO2排出量の削減を実現しています。今後さらに太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用促進をはかることで、低炭素社会の実現に貢献してまいります。
    ※1世帯あたり  3,254kWh/年として算出  

2.省エネ活動の積極的な推進
北海道北見工場では、省エネ性能に優れたモジュールチラーやLED照明などの高効率機器の導入を積極的に推進しています。また、焼成炉や冷却用チラーなどの生産設備から発生する排熱を空調用に利用したり、熱交換器を導入し製品洗浄した後の温水から廃熱を回収するなど熱の有効利用も行っています。これらの取り組みにより、電力や燃料の使用量を削減することで、約710t/年のCO2排出量の削減を実現しました。さらに、全社員を対象にした廃棄物分別教育や、夏場や冬場に省エネの取り組み強化月間を設けるなど、一人ひとりの環境に対する意識を強め、全員参加で地球温暖化防止・環境保護活動に努めています。

3.地域に根ざした地球環境保護活動
地元の小学生を対象に地球温暖化防止と環境保護をテーマとする「環境出前授業」を実施し、未来を担う子どもたちに環境問題について考える機会を提供しています。(2017年度実績 8校 441名)また、工場が実施する夏祭りでのエコイベントの開催や従業員による地域清掃活動など地域に根ざした環境活動にも積極的に取り組んでいます。

当社のこれまでの受賞履歴

           
平成22年度:高出力太陽電池モジュール    /「技術開発・製品化部門」
平成23年度:滋賀蒲生工場・滋賀八日市工場 /「対策活動・実践部門」
平成24年度:福島棚倉工場 /「対策活動・実践部門」
平成25年度:鹿児島川内工場 /「対策活動実践・普及部門」
平成26年度:鹿児島国分工場 /「対策活動実践・普及部門」
平成27年度:滋賀野洲工場 /「対策活動実践・普及部門」
平成28年度:京都綾部工場 /「対策活動実践・普及部門」
       家庭用固体酸化物形燃料電池 /「技術開発・製品化部門」※
※大阪ガス株式会社、アイシン精機株式会社、株式会社ノーリツとの共同受賞

敷地内の太陽光発電システム
敷地内の太陽光発電システム
第6期棟屋上の太陽光発電システム
第6期棟屋上の太陽光発電システム
省エネ性に優れたモジュールチラー
省エネ性に優れたモジュールチラー
出張出前授業
出張出前授業
夏末祭り エコイベント
夏末祭り エコイベント

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