クラウドファンディングで香川・丸亀の護国神社の整備へ

明治天皇ゆかりのある神社の再生へ。

老朽化した鳥居や灯籠などを修復しようと、丸亀護国神社奉賛会(吉川徹会長)が整備プロジェクトに取り組んでいる。
丸亀護国神社は香川県善通寺市にある香川県護国神社の別宮として、明治10年以来、西南戦争から太平洋戦争における戦禍で犠牲となった丸亀歩兵第十二連隊出身の英霊を祀っている。
神社が置かれている地は、明治5年に明治天皇が西郷隆盛らと丸亀へ行幸した際、明治天皇が休息した行在所跡地でもあり、それを示す記念碑も建立されている。

このほど、今年が戦後75年という節目にあたることをきっかけに、より多くの人に神社に関心をもってもらおうと、奉賛会は神社の整備プロジェクトを立ち上げた。

現在奉賛会は、整備費用をインターネットで調達するクラウドファンディングで集めることにし、12月13日まで専用サイト「FAAVO(ファーボ)香川」で募集している。

募集金額は5千円から50万円までの範囲で、支援金額に応じて記念誌の送付や芳名板・玉垣の記名するといった様々な特典がある。

吉川さんは「丸亀護国神社は心の拠り所ともなる文化遺産的な聖地ともいえる。クラウドファンディングで整備へのより多くの人の支援をお願いしたい」と呼び掛けている。

問い合わせは奉賛会事務局〈0877(24)1530〉。クラウドファンディングはインターネットで〈FAAVO 丸亀護国神社〉で検索。

丸亀護国神社(香川県丸亀市大手町)
丸亀護国神社(香川県丸亀市大手町)
整備プロジェクトの一環として、訪れた人に親しんでもらうために桜の植樹も計画している。
整備プロジェクトの一環として、訪れた人に親しんでもらうために桜の植樹も計画している。
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