岡山理科大の留学生ら 地域の文化祭にマレーシア屋台/珍しい料理で草の根国際交流/売り上げの一部は被災地義援金に

2018-11-06 12:00

岡山理科大学(岡山市北区理大町)で学ぶマレーシアからの留学生2人と米国からの留学生1人を含む学生12人が、近くの岡山市立津島小学校で2018年11月4日に開かれた「津島の文化祭2018」(津島学区コミュニティ協議会主催)に「マレーシア屋台」を出店し、草の根国際交流に一役買いました。

文化祭では、小中学生による吹奏楽演奏やダンス発表、地域の皆さんによる演武やフォークダンス、パンフラワーが作れる体験コーナーなど様々な催しが行われ、にぎわいました。
 
マレーシア屋台のメニューは2品。豚肉やエビ、野菜、米粉麺を東南アジアで使われる料理用ソース「ケチャップマニス」で炒めた焼きそば「チャークイティオ」と、紅茶とコンデンスミルクを混ぜた「テタレ」です。どちらもマレーシアの食卓では欠かせない品で、会場には独特の芳ばしい香りが漂い、珍しい料理と相まって次々に人が集まりました。

「とっても美味しいからぜひ食べてみて!」と地域の方が一緒に呼びかけてくれる一幕もありました。調理の合間には、地域の子どもたちと英語で会話したり、即席のマレー語講座を開いて親睦を深めました。ちなみに、マレー語で「テ」は“紅茶”、「タレ」は“引っ張る”という意味があるそうです。

屋台の売り上げの一部は、日本赤十字社の西日本豪雨災害義援金に寄託されます。
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岡山理科大学にはグローバル教育センターがあり、グローバル人材育成事業の一環として、在籍する留学生・学生等と地域が交流することで、異なる文化、宗教や習慣に対して理解を深められるよう活動しています。

【岡山理科大学について】
http://www.ous.ac.jp/
1964年、西日本初の理学部単科大学として応用数学科、化学科の2学科で開学。 2018年には愛媛県今治市に第2キャンパスを設け、西日本の私学で初の獣医学部を開設。7学部21学科1コースとなりました。「好奇心全開、探究心無限大」をキャッチフレーズに多彩な研究に取り組んでいます。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
岡山理科大学 入試広報部
TEL:086-256-8412(内線1226)

無事終了したあとの笑顔の一枚、皆さんお疲れ様でした!
「テタレ」のデモンストレーションをする教育学部2年、湊遥香さん(右端)と教育学部3年、日高綾さん(右から2人目)
地域の方と一緒にマレーシア屋台をPRする工学部3年のジョン・チュン・ケンさん(左)
料理の紹介パネルも用意して、「マレーシア屋台」準備万端です!
子どもたちと楽しそうに会話するインターンシップ生、ケイトリン・レイノルズさん(左)と理学部4年のチュ・イメイさん(右)
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