2018年度 武田科学振興財団 研究助成  536件に総額22億5,525万円を贈呈

公益財団法人 武田科学振興財団(理事長:飯澤 祐史、所在地:大阪市中央区)は、2018年11月12日(月)、シェラトン都ホテル東京にて、2018年度に研究助成金を贈呈する研究者を対象とした贈呈式を挙行いたしました。2018年度は、536件に総額22億5,525万円を贈呈することになりました。

武田科学振興財団では、科学技術に関する独創的・先端的な研究について、選考委員会による選考を経て助成金を贈呈しており、1963年の財団設立以来2018年度までに総数7,999件、総額 約279億円となっております。
現在、武田科学振興財団では、「生命科学研究助成」、「医学系研究助成」、「特定研究助成」など9の研究助成プログラムがあり、幅広く助成を行っております。なお、各プログラムの内容および2018年度の贈呈対象者につきましては、財団ウェブサイトをご覧ください。

武田科学振興財団ウェブサイト: https://www.takeda-sci.or.jp/

贈呈式

会場:シェラトン都ホテル東京 地下2階「醍醐」
日時:2018年11月12日(月) 13時10分~15時30分

武田科学振興財団 2018年度研究助成 概要

武田報彰医学研究助成

大学、研究機関の研究室立上げ3年未満の医学系研究者を対象に、世界をリードする医学の先端研究へ助成(1件3,000万円 10件)

生命科学研究助成

満55歳未満の研究者を対象に、生命科学分野における新たな発見に貢献し、当該分野の進歩・発展の基盤となる独創的な研究へ助成(1件1,000万円 30件)

ライフサイエンス研究助成

生命科学分野(医学・歯学・薬学を除く)の満45歳未満の研究者を対象に、生命科学分野の進歩・発展に貢献し、人類の健康増進に寄与する独創的な研究へ助成(1件200万円 42件)

医学系研究助成

満45歳未満の医学系研究者を対象に、医学分野の進歩・発展に貢献する独創的な研究へ助成(1件200万円 248件)

医学系研究継続助成

2015年度および2016年度の医学系研究助成対象者で、卓越した研究へ継続助成(1件300万円 31件)

薬学系研究助成

満45歳未満の薬学系研究者を対象に、薬学分野の進歩・発展に貢献する独創的かつ先駆的な研究へ助成(1件200万円 42件)

薬学系研究継続助成

2015年度および2016年度の薬学系研究助成対象者で、卓越した研究へ継続助成(1件300万円 5件)

特定研究助成

研究機関を対象に、我が国の医学の発展に向け、研究機関が総力をあげて取り組む共同研究(学内または複数機関の融合研究)へ助成(1件3,000万円~5,000万円 15件)

ビジョナリーリサーチ助成(スタート)

我が国の医学分野の進歩・発展に貢献する将来に向けて夢のある斬新でチャレンジングな研究へ助成(1件200万円 25件)

ビジョナリーリサーチ継続助成(ホップ)

2015年度および2016年度のビジョナリーリサーチ助成(スタート)対象者で、卓越した研究へ継続助成(500万円 10件)

ビジョナリーリサーチ継続助成(ステップ)

2015年度および2016年度のビジョナリーリサーチ継続助成(ホップ)対象者で卓越した研究へ継続助成(1,000万円 4件)

ビジョナリーリサーチ継続助成(ジャンプ)

2015年度および2016年度のビジョナリーリサーチ継続助成(ステップ)対象者で卓越した研究へ継続助成(3,000万円 1件)

中学校・高等学校理科教育振興助成

国内の中学校・高等学校(高等専門学校を除く)およびそれに準ずる機関の教員および職員を対象に、中学校・高等学校の理科教育に貢献する研究または実践へ助成(1件30万円 70件)

杏雨書屋研究助成

日本在住の研究者を対象に杏雨書屋所蔵の資料に関わる研究へ助成(1件65~90万円 3件)

公益財団法人 武田科学振興財団の概要

武田科学振興財団は、科学技術の研究を助成振興し、我が国の科学技術および文化の向上発展に寄与することを目的とし、武田薬品工業株式会社からの寄附を基金として1963年に設立されました。詳細については、財団ウェブサイトをご覧ください。

1.名称  : 公益財団法人 武田科学振興財団(Takeda Science Foundation)
2.所在地 : 大阪市中央区道修町二丁目3番6号
3.理事長 : 飯澤 祐史
4.設立許可: 1963年9月30日
5.移行登記: 2010年12月1日
6.基本財産: 849億707万円(2018年3月末)
7.URL   : https://www.takeda-sci.or.jp/

[事業内容]
1.科学技術に関する研究機関および研究者に対する研究助成
2.研究者および学生に対する奨学助成
3.科学技術に関する注目すべき研究業績に対する褒賞
4.科学技術に関する時流に合ったテーマによる国際シンポジウムの開催
5.科学技術の振興に関する出版物の発刊
6.東洋医書その他図書資料の保管、整理、収集および公開
7.その他この法人の目的を達成するために必要な事業

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