日本オラクル、企業のサプライチェーン業務を支援するインメモリ・アプリケーション製品を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ)は、企業のサプライチェーン業務を支援するインメモリ・アプリケーション製品「Oracle In-Memory Cost Management」、「Oracle In-Memory Logistics Command Center」、「Oracle In-Memory Consumption Driven Planning」、「Oracle In-Memory Performance Driven Planning」を本日より提供開始することを発表します。
このたび提供開始するのは、企業のサプライチェーン業務において、膨大な基幹システムのデータをもとに計算、分析やシミュレーションを高速に実行することが業務上必要不可欠となるロジスティクス、需給計画と原価計算を実行するアプリケーションです。これらのインメモリ・アプリケーション製品は、オラクルのエンジニアド・システムであるデータベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine」、アプリケーションを集約・高速実行する「Oracle Exalogic Elastic Cloud」、分析マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine」を基盤に稼働します。エンジニアド・システムの特長を最大限に活用し、従来比較で約9倍*の高速処理を実現し、サプライチェーン業務における生産性向上と迅速な意思決定を支援します。
- オラクル調べ
本日より提供開始したインメモリ・アプリケーションの4製品の概要は以下の通りです。
「Oracle In-Memory Cost Management (オラクル・インメモリ・コスト・マネジメント)」:従来、長い待機時間を要した原価計算処理を高速に実行するアプリケーションです。複雑な部品構成(BOM)による生産を行っているような製造業の原価計算処理や、為替、材料費価格の変動、景気の変動、戦略的価格への変更等の環境変化に対応するためのシミュレーションを迅速に行うことが可能です。
「Oracle In-Memory Logistics Command Center(オラクル・インメモリ・ロジスティクス・コマンド・センター)」:物流業務の実行や計画・予測のためのシナリオをもとにした物流シミュレーション処理を高速化するアプリケーションです。複数シナリオによる計画・予測を作成し、各シナリオのシミュレーション結果を事前定義されたKPI(指標)をもとに分析・比較することが可能です。グローバル化が進み、複雑性を増す物流管理業務において、物流コストの低減やサプライチェーンの持続的改善を支援します。
「Oracle In-Memory Consumption Driven Planning(オラクル・インメモリ・コンサンプション・ドリブン・プランニング)」:需要計画や消費主導型計画を高速に実行するアプリケーションです。POSデータをはじめとする企業の持つさまざまなチャネルから取り込まれる大量データを活用した需要計画を高速に実行することができます。また、日次店舗レベルによる販売計画、補充計画などの粒度の細かい計画をハイスピードに実施し、また企業全体で統合管理することが可能です。
「Oracle In-Memory Performance Driven Planning(オラクル・インメモリ・パフォーマンス・ドリブン・プランニング)」:複数の分野に渡るグループ全体のサプライチェーン計画処理を高速に行うことができるアプリケーションです。膨大な地域、組織、製品の種類を単位として、計画処理を高速化することで計画サイクルタイムの短期化を実現し、サプライチェーンにおける迅速な意思決定を支援します。
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 石川
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
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