ネイリスト・整体師の9割が巻き爪のケアを行っているものの、本来は医療機関に任せるべきと回答。医療行為にあたらないケアとは?

合同会社ひまわりコーポレーション(本社所在地:埼玉県川越市、代表:簗 由一郎)は、「専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室」(https://medical-media.jp/)を運営する企業として、ネイリスト・整体師を対象に「サロン店×巻き爪ケア」に関する調査を実施しました。

深爪や巻き爪、陥入爪など、女性に多い足の「爪トラブル」。そんな爪トラブルの治療を行っているネイルサロンやフットケアサロンは珍しくありませんが、場合によっては医療行為になることもあり、行って良いか悪いかの線引きは、とても難しいのです。

中には医療行為に当たらない方法で、自宅でのセルフケアで巻き爪を治す方もいらっしゃるようですが、巻き爪のケアや施術(矯正や爪切りなど)の方法は、実にさまざまあります。
では、こういった巻き爪治療について、現役のネイリストや整体師はどのように考えているのでしょうか。

<サロン店×巻き爪ケアに関するトピックス>

1.ネイリスト・整体師の9割が巻き爪の治療を行っている
2.治療が難しい場合の紹介先は、ネイリストと整体師で若干意見が異なる
3.巻き爪の治療は、全て医療機関に任せるべきという意見が多数
4.ネイリストや整体師の多くが、医療行為に当たらない巻き爪の治療方法に興味を持っている  

ネイリストや整体師は、どのくらいの割合で巻き爪治療を行っている?

1.ネイリスト・整体師の9割が巻き爪の治療を行っている
はじめに、ネイリストや整体師が行っている巻き爪治療の実状について調査を行いました。

グラフ1

「巻き爪の相談を受けることは多いですか?」と質問したところ、『とても多い(1回/日程度~)(20.5%)』『やや多い(1回/週程度~)(47.4%)』『それほど多くはない(1回/月程度~)(22.7%)』『少ない(1回/年程度~)(5.9%)』『相談を受けることはない(3.5%)』という回答結果になりました。

ネイリストや整体師の7割近くが、巻き爪についての相談を受けたことがあるようです。
では、巻き爪の相談を受け、治療を行っている割合はどのくらいなのでしょうか。

続いて、「巻き爪の患者への巻き爪に対するケアや施術(矯正や爪切りなど)は行っていますか?」と質問したところ、『積極的に行っている(45.0%)』『行っている(46.6%)』『行っていない(8.4%)』という回答結果になりました。

ネイリストや整体師の9割以上が、巻き爪のケアや施術を行っていることが分かりました。
積極的に行っていると回答した割合に関しては45.0%と判明しました。

グラフ2

どのような方法で治療を行っているのかについても調査を行ったところ、『爪切り(食い込んだ爪のケア)(49.1%)』と回答した方が最多でした。
他にも、『爪削り(やすりやグラインダーで爪を削るケア)(40.6%)』『コットンパッキン(コットンを詰めるケア)(37.9%)』『テーピング(テープを使ったケア)(36.8%)』『プレートによる矯正(爪の表面にプレートを貼る矯正)(26.3%)』『ワイヤーによる矯正(爪に穴を開けてワイヤーを通す矯正)(16.1%)』『クリップ等による矯正(爪の先端に器具を装着する矯正)(13.8%)』『人工爪(人工爪を用いるケア・矯正)(6.3%)』といった回答が続きました。

一般的なネイリストや整体師が行っているのは、「爪切り(食い込んだ爪のケア)」「爪削り(やすりやグラインダーで爪を削るケア)」「コットンパッキン(コットンを詰めるケア)」などの方法だということが分かりました。

ネイリストや整体師で対応できない巻き爪患者はどこへ行けば良い?

2.治療が難しい場合の紹介先は、ネイリストと整体師で若干意見が異なる
「巻き爪」といっても、爪が巻いていて痛みはあるものの皮膚に刺さっていない状態や、爪は巻いているが痛みはない状態、また、爪は巻いていないが皮膚に刺さっていて痛みや腫れがある状態など、「巻き爪」か「陥入爪(かんにゅうそう)」なのか見分ける必要があります。
正確に見分けることのできるネイリストと整体師の割合は、全体のどのくらいなのでしょうか。

グラフ3

そこで、「“巻き爪”と“陥入爪”の違いを知っていますか?」と質問したところ、『よく知っている(23.7%)』『ある程度知っている(55.4%)』『あまり知らない(17.4%)』『まったく知らない(3.5%)』という回答結果になりました。

知っている(よく知っている、ある程度知っている)と回答した方の割合は8割近くでしたが、2割以上があまりご存じないようです。

どのような巻き爪の治療方法をご存じなのかについても調査を行ったところ、『爪の切り方の指導(47.4%)』と回答した方が最多でした。
他にも、『テーピングやコットンパッキング(40.9%)』『市販グッズによるケア(30.7%)』『弾性ワイヤー式の矯正治療(マチワイヤー、釣り用ワイヤーなど)(28.2%)』『クリップ式の矯正治療(Dr.ショール、ネイル・エイド、巻き爪マイスターなど)(17.6%)』『VHO式の矯正治療(3TO、コレクティオなど)(14.9%)』『プレート式の矯正治療(B/Sスパンゲ、マチプレートなど)(13.4%)』『局所麻酔ありの爪甲処置(9.1%)』『人工爪を用いる方法(アクリルなど)(8.8%)』『局所麻酔なしの爪甲処置(8.7%)』『爪に塗布する軟膏治療(8.2%)』『手術治療(フェノール法、鬼塚法など)(7.6%)』『全抜爪(6.5%)』『ガター(Gutter)法(5.9%)』『傷に塗布する軟膏治療(5.3%)』といった回答が続きました。

「爪の切り方の指導」の他にも、実にさまざまな巻き爪の治療方法があることが分かりましたが、「テーピングやコットンパッキング」「市販グッズによるケア」以降の専門的治療法については、あまり良くご存じないという方が多いのかもしれません。

では、ご自身で治療することが難しいと判断した場合、どのような医療機関を案内しているのでしょうか。

グラフ4

「ご自身で治療を行えないと思った巻き爪患者はどのような案内を促していますか?(複数回答可)」と聞いたところ、ネイリストと整体師それぞれの回答結果は下記のようになりました。

【ネイリスト】『皮膚科(34.1%)』『巻き爪を専門としている医療機関(32.1%)』『整形外科(28.9%)』『形成外科(27.9%)』『外科(17.4%)』『ネイルサロン(16.0%)』『フットケアサロン(12.3%)』『フットケア外来など(医療機関)(11.3%)』『巻き爪専門店(非医療機関)(10.7%)』『市販グッズ(セルフケア)(3.8%)』

【整体師】『整形外科(34.6%)』『皮膚科(27.2%)』『形成外科(26.3%)』『巻き爪を専門としている医療機関(23.4%)』『外科(20.2%)』『ネイルサロン(9.7%)』『フットケア外来など(医療機関)(9.1%)』『フットケアサロン(8.6%)』『巻き爪専門店(非医療機関)(4.9%)』『市販グッズ(セルフケア)(3.9%)』

ネイリストは「皮膚科」「巻き爪を専門としている医療機関」「整形外科」、整体師は「整形外科」「皮膚科」「形成外科」を案内することが多いようです。
巻き爪の治療方法と同じく、案内先についてもさまざまな医療機関があり、ネイリストと整体師とでは若干異なることが分かりました。

巻き爪のケアや施術(矯正や爪切りなど)ってどんな方法?やはり医療機関を受診すべき?

3.巻き爪の治療は、全て医療機関に任せるべきという意見が多数
ここまでの調査で、巻き爪にはさまざまな症状があり、その治療方法や治療を行う医療機関も、多岐に渡るということが明らかになりました。
ネイリストや整体師の方々は、そんな巻き爪についてどのようなイメージをお持ちなのか具体的に聞いてみました。

「巻き爪」と聞いて、どのようなイメージがある?

・巻き爪があると、早くネイルをしたいというお客様の希望を叶えてあげることが難しいというイメージ(20代/女性/東京都)
・医療行為にあたらないよう、踏み込みすぎてはダメというイメージ(30代/女性/大阪府)
・医療行為も含まれていると思うけど、どこまでやって良いのかが難しい(30代/女性/東京都)
・病院に行くか、こちらで対処できるのか、お客さんの方も迷っている感じ(40代/女性/三重県)

などの回答が寄せられました。

軽度の巻き爪ならば爪の切り方の指導などで済む可能性もありますが、場合によっては医療行為に当たるため、どこまで踏み込んだケアをして良いのか“悩ましい”といったイメージをお持ちの方が多いのかもしれません。

そんな巻き爪に対して、医療機関に治療を任せるべきだと思う方はどのくらいの割合なのでしょうか。

グラフ5

そこで、「巻き爪のケアや施術(矯正や爪切りなど)はサロンなどではなく、全て医療機関に任せるべきだと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(29.8%)』『ある程度そう思う(54.8%)』『あまりそうは思わない(13.9%)』『全くそうは思わない(1.5%)』という回答結果になりました。

医療機関に任せるべきだと回答した方が多数のようです。
そもそも、ネイリストや整体師の方々はネイルや整体が専門であるため、巻き爪に対しては医療機関に任せた方が良いと感じているのではないでしょうか。
■巻き爪で悩む患者はどうするべき?ネイリストや整体師でも行える巻き爪のケアや施術(矯正や爪切りなど)は?
4.ネイリストや整体師の多くが、医療行為に当たらない巻き爪の治療方法に興味を持っている
ここまでの調査で、ネイリストや整体師の7割近くが巻き爪の相談を受け、その9割以上が爪の切り方の指導やヤスリで削るといったケアを行っていることが分かりました。
相談に訪れる方は多いようですが、軽度な巻き爪以外は対処が難しく、その場合は皮膚科や整形外科といった医療機関を案内しているようです。
では、そんな巻き爪で悩む方とどのようにあるべきなのか具体的に聞いてみました。

巻き爪で悩んでいる方へ。ケアや施術(矯正や爪切りなど)は、どうするべき?

・初めにサロンで相談された場合は簡易的な施術を行っていますが、それで改善しなければ速やかに医療機関を受診するべきだと思います(30代/女性/愛知県)
・まず医療機関を受診して医師から指導を受けたうえで、その他にも何かお手伝いできることがあればいたします(30代/女性/大阪府)
・巻き爪には個人差があるのでその時々で適切に対応するようにしています(40代/男性/千葉県)
・軽度なら爪の切り方やケアなどを丁寧に伝えるようにしていますが、できるだけ医療機関に行くように案内をしています(40代/女性/東京都)

などの回答が寄せられました。

巻き爪の専門医の指導を受けたうえで、サポート的なケアを行いたいと考えている方が多いようですが、できる限り力になりたいと考えている方も、また多いのではないでしょうか。

先程の調査で、巻き爪のケアは医療行為に含まれるかどうかで悩んでいる方もおりましたが、例えば、爪や皮膚に侵襲を加える必要がない、巻き爪の改善方法があるとしたらどうでしょうか。

グラフ6

最後に、「非医療者でも行える巻き爪治療方法があるとしたら、どのように思いますか?」と質問したところ、『とても興味がある(40.6%)』『興味がある(51.4%)』『興味はない(8.0%)』という回答結果になりました。

9割以上の方が、医療行為には当たらないのであれば興味があると回答しました。
とても興味があると回答した方の割合も40.6%と、概ね好評のようです。

非医療者でも取り組むことができる、巻き爪の改善方法があれば、巻き爪に悩む方でもケアに応じることができるのではないでしょうか。

【まとめ】ネイリスト・整体師でも行える巻き爪への治療方法が明らかに!巻き爪はビジネスチャンス?

今回の調査で、サロン(ネイリストや整体師)が行っている巻き爪ケアの実態が明らかになりました。

「巻き爪」や「陥入爪(かんにゅうそう)」は、本来であれば、皮膚科や整形外科といった医療機関を受診するべきだと考えている方が多いようですが、ネイリストや整体師の元に相談に訪れる患者も決して少なくはなく、その場合は、爪切りの指導など軽度なケアを行っているようです。

巻き爪のケアや治療が、どこまでが医療行為でどこまでが非医療行為かという明確な線引きは難しい部分があります。ただ爪や皮膚に侵襲を加えずに、爪の先端に器具を装着したり、爪の表面に器具を貼りつけるような方法は、非医療者でも取り組みやすい方法だと考えます。

巻き爪をセルフ矯正するなら『ネイル・エイド』がオススメ

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今回、「サロン店×巻き爪ケア」に関する調査を実施した合同会社ひまわりコーポレーションが運営する「専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室」では、巻き爪セルフ矯正『ネイル・エイド』(https://medical-media.jp/nailaid/)の販売とアフターフォローを行っております。

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「ネイル・エイド」は、10年以上巻き爪・陥入爪治療に携わってきた、巻き爪の専門医師が開発した巻き爪矯正器具です。専門外来で行っている治療がご自宅でも可能で、巻き爪でお悩みの方におすすめしたい矯正器具です。侵襲が少なく短時間で装着でき効果も高いので、医療機関やネイルサロンなどでのご利用もおすすめです。

ネイル・エイドの特徴

1.短時間での装着
爪に穴を開けたり器具を加工したりする必要がなく、そのまま装着できます。

2.強い矯正力
弾性ワイヤーと同程度の矯正力があります。

3.固定が安定、外れにくい仕組み
単純に挟みこむ仕組みではないので外れにくいです。

4.強い変形・厚い爪でも装着可能
2mm程度なら厚い爪でも問題なく装着可能です。

5.繰り返しの着脱が可能
器用な患者さんであれば、自分で付け外しできます。外来再診時の患者負担軽減。
(※頻回の付け外しは商品の耐久性を弱めるので着脱は最小限として下さい)

6.高い耐久性(耐腐食性)
半年、1年使用している患者さんが多数います。中空ワイヤーを切り出して作成し、折り曲げや変形加工をしていないので、高い耐久性があります。ニッケルチタン合金で耐腐食性があります。矯正力も維持されます。

巻き爪のセルフケアにはネイル・エイドがオススメです。

「専門医と学ぶ爪・陥入爪治療の相談室」は日本初!巻き爪・陥入爪に特化したWebサイト

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「専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室」は、日本で初めての巻き爪・陥入爪治療に特化した専門サイトになります。
少しでも多くの巻き爪患者さんのお役に立ちたい、正しい情報を伝えたい、そういった思いでこのサイトを開設致しました。

主な内容

巻き爪を学ぶ / 巻き爪・陥入爪の基礎知識 / 巻き爪の原因と予防(セルフケア)/ 巻き爪の保存治療(セルフケア・矯正など)/ 巻き爪の手術治療(フェノール法)/ 巻き爪セルフ矯正ネイル・エイドについて / ネイル・エイドの紹介 / ネイル・エイドの採用施設 / ネイル・エイドのよくある質問 /巻き爪コラム / 治療例 / 相談掲示板 など

主な特徴

・巻き爪について当サイトで基礎的な事が理解できる
・巻き爪の治療法について理解ができる
・全国の巻き爪外来病院や治療器具「ネイル・エイド」採用病院も探すことができる
・具体的な治療法も分かりやすく紹介

簗 由一郎プロフィール

プロフィール

簗 由一郎(やな ゆういちろう)
合同会社ひまわりコーポレーション代表

主な経歴

平成15年 高知大学医学部卒業
平成17年 東京大学形成外科入局 関連病院勤務を経て
平成19年 埼玉医科大学 形成外科勤務

所属学会・資格

日本形成外科学会(専門医)
日本美容外科学会
日本眼形成再建外科学会
日本リンパ浮腫治療学会(評議員)

業績

簗 由一郎:新しい巻き爪治療器具(ネイル・エイド)の使用経験.
第56回日本形成外科学会学術集会, 東京, 2013
検索は右記URLから:https://www.google.com/url?q=https://mp.medicalonline.jp/&sa=D&source=docs&ust=1670575309260096&usg=AOvVaw2xUPgVN9r8PpmHnXljN8OB

メディア取材・出演実績

朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・NHK Eテレ「きょうの健康」他多数。

合同会社ひまわりコーポレーション 会社概要

設立日 :2018年11月21日
所在地 :埼玉県川越市広栄町2-2-105
代表社員:簗 由一郎
事業内容: 医療器具の開発・販売、医療知識の情報発信・教育事業、医療コンサルタント
ホームページ:https://medical-media.jp
問い合わせ先:https://medical-media.jp/contact/media/#form

調査概要:「サロン店×巻き爪ケア」に関する調査
【調査期間】2022年7月20日(水)~2022年7月22日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,019人(ネイリスト505人、整体師514人)
【調査対象】ネイリスト・整体師
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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