ベンチャーキャピタル「IT-Farm」が横浜市立大学発 認定ベンチャーの「CROSS SYNC」にシリーズA2リード出資
ベンチャーキャピタルの株式会社アイティーファーム(本社:東京都新宿区、代表取締役:黒崎 守峰、以下「IT-Farm」)は株式会社CROSS SYNC(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:高木 俊介・中西 彰、以下「CROSS SYNC」)に対して、株式会社日本政策投資銀行、株式会社アルム(DeNAグループ)、横浜キャピタル株式会社(横浜銀行グループ)とともにシリーズA2リード出資(以下「本出資」)を実行しました。本出資は、IT-Farmが企画・共催する国際スタートアップコンテスト日本大会「XTC JAPAN」にCROSS SYNCが参加登壇したことをきっかけに実現したものです。
CROSS SYNCはカメラ映像によるICU病床の重症度管理を実現する独自技術により、ICU患者の遠隔モニタリングを通じた予後向上を目指す横浜市立大学発認定ベンチャーです。2019年10月に横浜市立大学附属病院の集中治療部部長を務める集中治療専門医の高木医師らによって設立され、2021年3月の初回資金調達以降には公立大学法人横浜市立大学とともに、横浜市立大学附属病院において、重症患者管理アプリケーションを用いた実装研究を開始しています。
IT-FarmはCROSS SYNCの国内にとどまらない世界的ニーズに対応するプロダクト開発を実現支援するため、日本発スタートアップのグローバル展開を支援するファンド「アイティーファームJ-Techファンド投資事業有限責任組合」より本出資を行いました。IT-Farmからはジェネラルパートナー 春日 伸弥がCROSS SYNC非常勤取締役として就任し、他の投資家や取締役と協同でCROSS SYNCの国内および海外におけるプロダクト開発・事業開発およびシリーズA2の継続クロージングを含む資金調達活動を支援して参ります。
IT-Farmは今後もファンド出資やXTC JAPAN開催を通して、ディープテックをはじめとする日本発スタートアップのグローバル展開を支援して参ります。
IT-Farmについて
IT-Farmは東京を本拠とするベンチャーキャピタルで、1999年より9つのファンドで日米欧など全世界のアーリーステージ技術スタートアップを発掘・出資・事業開発しています。出資先の8割以上を海外スタートアップが占め、代表的なアーリー出資実績はZoom、トレジャーデータ、JTower、Wish、Tubiなど。世界100ヶ国から毎年3,000社以上が参加するスタートアップコンテストExtreme Tech Challenge (XTC)の日本地域オーガナイザーや、欧州最大のAIコンソーシアムCyber Valleyの投資家ネットワーク創設メンバーを務め、本発表時点でIT-Farmが運用・関与するファンド総額は約150億円です。公式Webサイトは https://www.it-farm.com/ です。
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