廊下のバリアフリーリフォームが増加中！意識したほうが良いポイントを解説

廊下は年数とともに床材が傷んでいきます。やがてギシギシと歩くたびに音がなってしまうことも。
そこで、廊下も一定程度の年数でリフォームをすることが必要です。

最も多いのは、床材を張り替える方法です。最近では、廊下そのものをなるべく少なくして住居スペースを効率的に使おうという考え方が多くなっています。
そのため、リフォームの際に廊下を削除することもあります。

家のバリアフリーを検討されるケースが増えています。その際には、廊下のバリアフリー化も大事になります。
そこで、廊下のバリアフリーリフォームについて重要なポイントを挙げていきます。

廊下と部屋との間に、段差があるという家は多いです。そこで、この段差を削ることが、バリアフリー化のうえで大切です。
しかし、段差を取り除くのが難しい場合もあります。そういったときには、スロープを設置することによって対応できます。

歩きやすいように、廊下の床材もこだわっていく必要があります。ポイントは、足を引っ掛けにくく、滑りにくいものです。さらに万が一の転倒に備えて、クッション性もある床材だと安心です。たとえば、カーペットやコルクなどは、そういった条件を備えています。

階段だけではなくて、廊下にも手すりがあると大変に便利です。しかし、もともと廊下が狭い場合には、手すりが邪魔になってしまうことがあります。年を重ねて、本当に手すりが必要になるそのときまでは、下地加工だけに留めておくのが効率的です。

足元に灯りをつけておくと、夜中に移動するときに便利です。とりわけ、人感センサーが搭載されたものがおすすめです。そうすれば、消し忘れで電気代がかかるリスクを排除できます。

一般的な廊下幅は80cm程度です。しかし、車椅子などの使用を考えると、最低でも90cmは欲しいところです。ただし、廊下幅を広げる工事は、大がかりなものになりますし、コストもかかります。事前にリフォーム会社としっかりと打ち合わせをしておくことが必要です。