ビジュアル書籍 『消滅絶景 もう見られない世界の美しい自然』
かつてはこんな絶景があった! 人知れぬ間に失われた、美しい自然を写真でめぐる。
日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:中村尚哉、所在地:東京都港区虎ノ門)は、『消滅絶景 もう見られない世界の美しい自然』を6月29日(月)に発行します。
本書は、失われてしまった絶景、消えてしまった動物、消滅の瀬戸際にある自然など、今では見ることができない美しい自然の姿を残された写真でめぐる、ビジュアル書籍です。
「ダム湖に眠る美しい渓谷」「探検家の手紙を託されたバオバブ」「ユニコーンのモデルとなったアラビアオリックスが駆ける砂漠」など、世界29カ所・種の、かつての美しい姿を写真で見ることができます。さらに、消滅や消滅の危機にある理由、ロケーションマップも掲載。日本からは「東京湾の干潟」や「八郎潟」が取り上げられています。監修は、世界遺産条約批准促進にもたずさわる筑波大学大学院教授、吉田正人氏。いちど失われてしまうとすぐに忘れられてしまう、美しい自然の姿が写真で蘇ります。
『消滅絶景 もう見られない世界の美しい自然』
2020年6月29日発行/定価 2,400円+税/160ページ/ソフトカバー/サイズ:天地228mm×左右190mm/吉田正人監修/ナショナル ジオグラフィック 編/日経ナショナル ジオグラフィック社
主な内容
アフリカ
川の流れを変えた世紀のダム事業/砂漠の真ん中に生き残った木/フラミンゴの湖/固有種が豊富な島の熱帯雨林/角が狙われるサイほか
ユーラシア西部
感想地帯の巨大湖/ユニコーンのモデルが駆ける砂漠/復活したヨーロッパ最大の陸上動物/縮んでいく氷河ほか
ユーラシア東部
再生したマングローブ林/水と緑が織りなす秘境の絶景/女神が棲む大河/手つかずだった島の密林/天国へのぼる棚田ほか
アメリカ・オセアニア・南極
たった四日間で消滅した大河/氷のアーチが崩れるとき/グアムの日常にいた鳥/天上世界のような絶景/荒波に佇む使徒たちほか
失われてしまった自然の雄大な景色やそこにいた動物など、29カ所・種を紹介。
絶滅の危機にある場所・動物も紹介。
写真のみならず、消滅の理由を詳しく解説。ロケーションマップ、消滅の理由など
のデータも充実。
100年ほど前に失われたまま記憶にも残っていない場所をはじめ、現地に行っても
見られない、回復していない自然を残された写真で旅する。
好評ロングセラー『消滅遺産 もう見られない世界の偉大な建造物』のシリーズ。