第一コンピュータリソースと日本オラクル 消費者購買動機遷移の分析を支援するサービスにおいて協業開始
株式会社第一コンピュータリソース(本社:名古屋市中区,代表取締役社長:池谷 正宏、以下 DCR)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は、販売現場での消費者購買動機遷移の分析を支援するサービス「ホリスティックマネジメントサービス」の提供において協業を開始することを発表します。
*)消費者購買動機遷移:消費者がモノを買う時に注意を引かれ、関心が高まり、購買を決意し、使用して満足し、といった動機の移り行くプロセス
本協業では、DCRがもつシステム思考1)やシステムダイナミックス2)のコンサルティングサービスと、オラクルのビジネス・インテリジェンス製品「Oracle Business Intelligence 11g」を組み合わせ、小売業、または消費財メーカーもしくは消費財メーカー向けに製品を提供する製造業における消費者購買動機遷移を分析するサービス「ホリスティックマネジメントサービス」として提供します。
*1)システム思考:物事をシステムとして捉えて、そのシステムを構成する要素間の因果関係を論理的にグラフで表現し、その構造を利用して行動や振る舞いの特長を把握し、定性的な分析を行うという考え方
*2)システムダイナミックス: 行動モデルの要素間の因果関係を図式で記し、ITのソフトウェアを活用して数値的なシミュレーションモデルとして自動生成すること。要素間の関係を把握しやすく、現状や問題などの因果関係をモデル化することができる。
「ホリスティックマネジメントサービス」により、企業は、消費者の購買動機の醸成プロセスを定量的にモデル化し、売上を伸ばすために自社の業務プロセスやサービス、製品のどこにボトルネックがあるのかを知り、対策を立てることが可能になります。
同サービスではDCRが、企業のビジネス環境のヒアリングと調査を行い、また分析に役立つPOSデータ、顧客情報、ポイントカードやオンライン会員情報、販売実績、クレームやコールセンターなどの情報を収集します。これらの情報をもとに企業のビジネスに影響する要素の因果関係を定義し、事業戦略や目標に合致した、成果指標や先行指標を設定します。
さらに、仮説に基づいて実行した営業活動の結果の情報を分析し、分析結果を閲覧するための仕組みとして「Oracle Business Intelligence 11g」をもとに構築された分析システムを活用します。また、過去の実績を分析するだけでなく、改善点を見出して対策を講じた場合に、事業にどの程度の影響を与えるかなどのシミュレーションも行います。
DCRのもつ、消費者購買動機遷移の分析に関する見識とオラクルのビジネス・インテリジェンス製品を活用したシステム構築で培った実績をもとに、日本オラクルが技術支援を行って「ホリスティックマネジメントサービス」を構築しました。企業のニーズに応えるために必要となる販売促進施策および想定効果や、その結果の購買分析画面などを事前に定義しているため、3カ月での短期導入が可能です。
●DCRについて
DCRは、経営戦略の立案から戦略の情報化企画、そして開発、導入段階におけるモニタリングサービスまでをトータルサービスとして提供できる独立系システムインテグレータです。詳しくは、http://www.dcr.co.jp/。をご覧ください
●オラクルについて
オラクルは世界で最もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp。をご覧ください
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社第一コンピュータリソース マーケティング部 阿知波
Tel: 03-3456-5331 / Fax: 03-3451-8043/ E-mail: DCR-Marketing-Info@dcr.co.jp
日本オラクル株式会社 広報室 石川
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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