専門医が警鐘、ダイエットによる「免疫力低下」に要注意
ダイエット専門院・渋谷DSクリニックによる【ダイエット通信 vol.4】
ウイルスの猛威に立ち向かうには、手洗い・うがい・水分補給・そして「免疫力」
至る所で話題になっている、新型コロナウイルスの影響。正しいウイルス対策についても日々報道されています。予防としてはまず手洗い・うがいの徹底、それに加えて、ウイルスの侵入窓口となる粘膜の乾燥を防ぎ、のどに付着したウイルスを洗い流すために、こまめな水分補給も大切です。
※ウイルスが粘膜に付着し細胞内に入るまで約20分とされており、20分おきに水分補給するのが良いとされています。(胃に入ったウイルスは胃酸によって消化されます)
注目されている「免疫力」
感染者が増え続ける一方で、同じ環境下で過ごしていても感染する人としない人がいることから、昨今では「免疫力」が注目されています。マーケットトレンドレポートでは、免疫力を高める効果が期待できるとされる納豆・乳酸菌・ヨーグルトの売上が先月2月から急増したというデータも見られます。
今、ダイエット中の人は注意すべき「免疫力低下」
ダイエット専門院である渋谷DSクリニック・渋谷院 院長の林博之は、こうした現状下においてダイエットに取り組む場合、代謝や免疫力の低下を招くようなやり方になっていないかどうか、十分に注意が必要であると話します。
「体重を落とそうとなると、まず食事のカロリー制限から取り組む方が多いと思います。特に若い女性に多い傾向ですが、低カロリーかつたんぱく質を多く摂取できるメニューを選ぼうとすると、サラダ、豆腐、ヨーグルト、サラダチキン、プロテインドリンクなどに偏ってしまう。しかしこれらは体を冷やす傾向にあり、こういったものばかり選んでいると、逆に代謝が下がってしまいます。また、ダイエット中は摂取カロリーにはもちろん気を配るべきですが、それよりも意識すべきは栄養バランスであるという点については、あまり認識されていないように思います。栄養バランスを整えることで、同じ摂取カロリーでも体重が落ちたというケースも多数あります。代謝が落ちるような食事内容になって体が冷え切ってしまうとうまく痩せられませんし、ダイエットには糖質やビタミン・ミネラルなど、脂肪を燃焼させるための栄養素というのも必要です。ウイルス感染予防という観点でも、代謝が落ちるようなダイエットは免疫力を下げてしまうとも言えるでしょう。こんな時だからこそ健康的な、正しいダイエット方法を身につけていただきたいと思います。(林)」
体重減少のために陥りがちな、免疫力低下を招くダイエットとは
特に以下のようなダイエット方法は、代謝および免疫力の低下に注意が必要です。
・過度な断食、ファスティング
・朝食抜きなどの欠食
・カロリー制限による食事内容の偏り
(体を冷やす食材ばかり食べている)
・栄養バランスの偏りによるビタミン・ミネラル不足
・過度な糖質制限
・水分のとりすぎ
・就寝前の過度な運動(睡眠の質が低下する)
体温が1℃低下すると、免疫力は37%低下する
体温が1℃低下すると基礎代謝はおよそ12%低下し、免疫力は37%も低下すると言われています。つまり体温が下がると一日の消費カロリーが減り、ウイルスにも感染しやすくなるということ。ダイエット中に限らず、今は「体を冷やさないこと」が鍵になりそうです。
免疫力を下げずにダイエットする方法とは
代謝・免疫力を低下させずにダイエットに取り組むためには、以下のような点を意識しましょう。
体を冷やさない習慣づくり
体を動かす、シャワーだけでなく湯船に浸かるなど、体温を上げる習慣づけのほか、体に取り入れる飲食物の温度も重要です。内臓は冷えているとうまく機能しないため、代謝が下がります。冷たいドリンクばかり選んでいる人は、温かいものも選ぶように意識しましょう。また、カフェインを含むドリンクは利尿作用があるため水分補給という観点では向きませんし、カフェインのとりすぎは睡眠の質の低下にも繋がります。
また、体を温める食材を取り入れるのも有効です。生姜・唐辛子のほか、ネギ、ニラ、羊肉、胡椒やシナモンなどのスパイスも役立ちます。
さらに、「水をたくさん飲んだ方がいい」という話もありますが、そもそも体に冷えがある人や、運動習慣の無い人が多量に水を飲んだとしても、逆に体を冷やし内臓の負担を増やすだけです。
食事の栄養バランスをチェック〜客観的な判断が必要〜
ダイエットには総カロリーも大事ですが、栄養バランスが取れているかどうかも非常に重要です。エネルギー代謝に不可欠なビタミン・ミネラル類、特に女性はただでさえも鉄分やカルシウムの摂取量が不足しがちとされていますので、食事量が減ることで不足が生じないか注意しましょう。また、ダイエットで糖質制限を行う方も多いですが、エネルギー代謝の燃料となる糖質は体にとって不可欠です。適正量をとるようにしましょう。
ただし、栄養バランスがとれているかどうかはなかなか自分では判断できず、食事は自己流で改善するのが難しいものです。管理栄養士などによる食事指導・栄養相談のほか、栄養計算ができるアプリなどを活用して、客観的な判断を仰ぐことが大切です。
休養を十分にとり、ホルモンバランスを整える
睡眠時間が短い=消費カロリーが多いから痩せる、と思っている人も散見されますが、それは間違い。睡眠不足は食欲を増進させるホルモンの分泌量を高め、代謝に関わるホルモンの分泌量を低下させます。十分に睡眠時間が確保できないと痩せません。
自律神経・ホルモンバランスは、休養やリラックスできる時間をとれているかどうかによって大きく影響を受けます。急に過度な運動を始めて体調を崩してしまっては意味がありません。ダイエットにおいては、自分が無理なくできるかどうか?という「計画性」も肝要になってきます。
ダイエット中でも代謝を向上、渋谷DSクリニックのメニュー
ダイエット専門院の渋谷DSクリニックでは、新たに免疫力を高める点滴・注射のほか、代謝を高めながらダイエットを可能にするメニューや管理栄養士による栄養指導を展開しています。免疫力を低下させないダイエットは、リバウンドの予防にも繋がります。
手軽に受けられる、免疫力対策の新メニュー
免疫力向上でお馴染みの高濃度ビタミンC点滴を、半分の時間で手軽に受けられる「高濃度ビタミンC点滴ハーフ」(6,000円・税抜)および、各種ビタミンをごく短時間で投与できる「免疫力アップ注射」(4,000円・税抜)を3月より新メニューとしてスタートいたしました。花粉の飛散や気候の変動で、ただでさえ体調が不安定になりがちなこの時期。春先の健康維持にぜひお役立てください。
代謝を高めて「痩せ体質」をつくるDSダイエットメソッド
渋谷DSクリニックのダイエットメソッドは、単に減量するのではなく、代謝の良い体質、つまり痩せやすい体質にシフトしていくことを目標としています。当院では、以下のようなメニューを組み合わせたダイエットをご提案しています。
・「脂肪燃焼点滴」:代謝を高めるL-カルニチン、α-リポ酸などを配合したダイエット点滴
・「栄養指導」:管理栄養士による「しっかり食べて痩せる」食事指導
・「高周波治療」:高周波の温熱で皮下脂肪・内臓脂肪の燃焼に働きかけるマシン治療
・「エムスカルプト」:筋肉運動と脂肪細胞の分解を同時に叶える最新医療マシン
詳しくはクリニックHPをご覧ください。
記事監修:渋谷DSクリニック 渋谷院院長・林博之